IPO初値分析・株式投資〜Hephaistos Investment Research |
IPO株(新規公開株)入門3 >> IPO株(新規公開株)投資に向いている投資スタイル |
IPO(新規公開株)銘柄の公募取りは、多くの場合、抽選となります。しかも、前金制をとる証券会社が増えてきています。抽選での当選確率の低さや、前金制によって資金拘束されることでの効率性の低さを考えると、以下の投資スタイルのかたに向いていると言えます。 ■最も効率的なのは、デイトレーダー この場合、デイトレードの言葉の通りに必ず一日のうちに手仕舞うことが必須です。昼間は日計りの投資スタイルで資金を回転させます。この場合には、取引時間が終了すれば、必ず口座には全額の資金が現金として残っているはずです。この資金をIPO(新規公開株)の抽選に回すわけです。 IPOの抽選締め切り〜抽選終了までは資金拘束されますので、申し込む証券会社によっては、逆にデイトレードが出来なくなってしまう可能性があるという欠点はありますが、資金効率は最も高くなる投資スタイルです。 ■キャッシュポジションを活用するスタイル 常に全資金を株式に換金する、というスタイルの場合、いざIPO(新規公開株)の抽選となっても手元に余裕資金が無いことになります。逆に、IPO(新規公開株)のためだけに現金を寝かしておくことも、効率が悪くなります。 相場が下方に動いた時のためや、暴落したときの買い付け資金として、全力投資するのではなく、方針として、常にある程度の余裕=キャッシュポジションを持っておくスタイルの場合、この余裕資金でIPO(新規公開株)に応募することが可能となります。 IPO(新規公開株)の応募をメインとして考えていると資金効率がどうしても低下しますが、キャッシュポジションとして現金を残しておき、IPO(新規公開株)の抽選の際には、たまたまその時に残っている余裕資金を抽選資金に回すと考えれば、資金拘束によるロスは発生しなくなります。 |
2. IPO投資は儲かるのか 3. IPO向きの投資スタイル 4. 公募価格<初値の仕組み 5. IPO初値の決まり方 6. オーバーアロットメント 7. IPO関連リンク集 8. IPO都市伝説 9. IPO初値予想の考え方 10. IPO株の即金規制 11. ベンチャーキャピタル 12. 東証の値付けプロセス 13. 大証の値付けと付表 14. ジャスダックの値付け 15. IPOのロックアップ規制 |
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