新規上場の目論見書に基づいた、IPO=新規公開株式の銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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IPO株(新規公開株)入門11 >> ベンチャーキャピタルとは


ベンチャーキャピタルとは


 ベンチャーキャピタルは、投資家から資金を集めてファンドを組成し、未公開ベンチャー企業に投資をします。投資先企業の育成・経営支援をして株式公開に導き、株式の値上がり益を狙うリスクキャピタルです。

 日本の主なベンチャーキャピタルは、上場企業と非上場に区分して、以下のようになっています。「中小企業投資育成株式会社」は、中小企業投資育成株式会社法に基づいて、昭和38年に東京、大阪、名古屋に設立された公的なベンチャーキャピタル会社です。

上場しているベンチャーキャピタル
ジャフコ、ソフトバンク・インベストメント、エヌ・アイ・エフ・ベンチャーズ、日本アジア投資、フューチャーベンチャーキャピタル

非上場のベンチャーキャピタル
みずほキャピタル、東京中小企業投資育成、大阪中小企業投資育成、SMBCキャピタル、オリックス・キャピタル、安田企業投資、日本ベンチャーキャピタル、ダイヤモンドキャピタル、CSKファイナンス、MKSパートナーズ


 ベンチャーキャピタルが組成するファンドは、通常、投資事業組合などの形で運用されます。投資事業組合は投資家が組合契約を締結することによって結成される民法上の組合です。投資事業組合は法人格を持たず、組合員は全員が無限責任を負います。日本ではジャフコが1982年に最初の投資事業組合を設立しました。

 1998年からは、有限責任投資事業組合の設立が可能となりました。有限責任投資事業組合の場合には、業務執行組合員は無限責任を負い、他の組合員は出資額までの有限責任を法的に担保されています。組合段階では、法人税の対象とならず、最終投資家の利益に対して課税されます。

 海外で組成されるファンドで、「リミテッド・パートナーシップ」という形態があります。この形態も、未公開株に投資するベンチャーキャピタルファンドとして、よく利用されています。リミテッド・パートナーシップは日本の有限責任投資事業組合に似た組織で、無限責任を負うジェネラル・パートナーと出資金までの有限責任しか負わないリミテッド・パートナーから構成されています。




IPO株入門 目次

1. IPOとは何か
2. IPO投資は儲かるのか
3. IPO向きの投資スタイル
4. 公募価格<初値の仕組み
5. IPO初値の決まり方
6. オーバーアロットメント
7. IPO関連リンク集
8. IPO都市伝説
9. IPO初値予想の考え方
10. IPO株の即金規制
11. ベンチャーキャピタル
12. 東証の値付けプロセス
13. 大証の値付けと付表
14. ジャスダックの値付け
15. IPOのロックアップ規制



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