IPO初値分析・株式投資〜Hephaistos Investment Research |
債券購入の手引き 2 >> 主な仕組み債 |
当初のクーポンは実勢金利よりも低いが、一定期間経過後からクーポンが高くなっていく債券です。その仕組み上、発行体が任意での償還権(コールオプション)を付けている場合が多くあります。 ステップ・ダウン債 当初のクーポンは実勢金利よりも高いが、一定期間経過後にはクーポンが低くなる債券です。 ディープ・ディスカウント債 クーポン部分は全期間を通じて実勢金利よりも低いものの、発行価格自体がアンダーパーで設定されていて、クーポンの低さを償還益で補完する債券です。 リバース・フローター債 通常の変動利付き債は、金利が上がればクーポンが高く、下がればクーポンが低くなりますが、この債券は反対の動きをします。一種のデリバティブ債です。
償還元本が日経平均に連動するもの、クーポンが日経平均に連動するもの、クーポンが金利スワップレートに連動するもの、償還元本が日本国債先物価格に連動するもの、等があります。 為替インデックス債 払込金とクーポンが円貨、償還金が外貨のデュアル・カレンシー債と、払込金と償還金が円貨、クーポンが外貨のリバース・デュアル・カレンシー債が中心です。 クーポンよりも通常は元本の額が大きいため、両者を比較すると、デュアル・カレンシー債のほうが為替変動リスクが大きくなります。
数年前に個人向けに大流行した債券で、発行体の任意で、償還金の支払いを予め決められた株数の他社株式を渡すことで行うことが出来る債券です。 購入者にとっては、コールオプションの売りを行っていることになり、オプションプレミアムの分、クーポンが高くなります。 その他のオプション付随債 発行体の選択で期限前償還のできる「コーラブル債」、逆に投資家の選択で期限前償還が出来る「プッタブル債」、デュアル・カレンシー債に為替オプションを付けた「ノック・イン・デュアル債」などがあります。 発行体と購入者の両者のうち、理論的にはオプションを買った形になっている者にとって、クーポンは不利になります。例えば、コーラブル債の場合には、コールオプションを購入者が発行体に売った形になっているので、オプションプレミアム分、クーポンは実勢金利よりも高くなります。 |
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