新規上場の目論見書に基づいた、IPO=新規公開株式の銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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ラヴィス(2465 JASDAQ)

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セクター:サービス業
減損損失を戻して考えれば、公募価格には相当な割安感
 基本的に店舗数の拡大に応じて業績が向上する業態である。今期の会社発表の業績予想では減損損失の計上を予定しており、これを修正した実力ベースの想定PERは約15千円。同業である4331テイクアンドギブニーズが今期予想ベースPER約40倍付近であるので、当社の場合も同水準のPERを適用するとして、60万円程度が妥当な株価と考える。公募価格が25万円近辺となるため、公募価格には割安感がある。

事業概要
ゲストハウスウエディング事業
 当社はアオキインターナショナルの子会社であり、同グループ企業内における3大事業「ファッション事業、ブライダル事業、エンターテイメント事業」の一つであるブライダル事業を主要ドメインとした事業活動を行っており、挙式・披露宴に関する企画・立案・運営等のサービス提供を事業内容としている。従来のホテルや専門式場で見受けられる「婚礼パック」は用意せず、お客さまのご要望に沿ったオリジナル性の高いゲストハウスウエディングを提供している。

 また、当社は挙式披露宴施設運営のフランチャイズ事業を一部行っているが、04.3期より直営事業への経営資源の集中を目的に、フランチャイズ事業からの撤退を決定しており、現在は1社3店舗との当社商標使用に関する契約が残っている。

収支の状況
店舗数の増加が業績向上のドライバー
 基本的に店舗数の拡大と共に、業績は向上している。05.3期は親会社アオキから横浜の営業施設を譲り受け、期末時点の店舗数は5店舗となっている。06.3期には、既に親会社から表参道の物件を譲り受けており、5月に長野、11月に柏に新規出店をし、期末店舗数は8店舗まで増加する見込み。これに応じて、06.3期の業績も向上する会社予想が発表されている。中間実績の進捗から考えると、通期予想は達成できるペースになっている。

 なお、今期業績予想には、減損会計の適用を行い、当社保有の固定資産の一部について、165百万円の減損損失の特別損失への計上が予定されている。この特別損失による今期の減益影響を修正した場合の、実力ベースの当期利益は約780百万円と考えられ、この場合のEPSは約15千円。
また、05.3期初に存在していた繰越欠損金約455百万円については、05.3期に全額を充当し、06.3期には繰越欠損は解消されている。このため、06.3期以降は本来の負担率に基づいた法人税等の課税(法定実効税率40.7%)がなされることになる。

 一般的に婚礼シーズンが3〜5月、9〜11月であるために、当社の営業収益も季節変動を受けている。四半期ごとの営業収益のウエイトは下表のようになっており、単純な四半期割(25%)と比較して5%程度の季節変動がある。

 当社の財務状況では、有利子負債依存度が高いものの、金融費用は年間で35〜50百万円程度であり、現在の低金利下では、あまりリスク想定をする必要はない水準と思われる。

株式の状況
ストックオプション等の希薄化要素は無い
 当社の発行済み株式数は、05年11月時点で42,115株となっている。上場にあたっての公募8,000株予定されている。また、オーバーアロットメント800株については、主幹事である野村證券に対して第三者割当増資がされる可能性がある。以上を合計して、上場時点での想定発行済み株式数は、50,915株とした。ストックオプション等、既存株式に対する希薄化要素は無い。

 当社の大株主となっているアオキインターナショナルの保有分39,000株には、180日間のロックアップがかかっている。このロックアップには、発行価格の2倍以上であれば、主幹事である野村證券を通じて市場売却かることが可能となっている。この条件は、最近の野村證券主幹事の案件でのロックアップには、必ず付与されている。発行済み株式数に対するロックアップの比率は、約77%となる。

 目論見書による想定公募価格は、225千円で、公募による当社手取り額の概算は、1,653百万円とされている。資金使途は、パルティーレ大阪迎賓館(仮称)及び今後の新規出店・既存施設の改修のための設備資金に1,559百万円を充当する予定で、残額についても、今後の新規出店に関わる設備資金に充当する予定。
 直近の第三者割当増資は、04年12月に行われており、この際の発行価格は12千円。

情報開示の状況
上場前時点としては、平均的かつ十分な内容
 当社ウエブサイトには、既に投資家向け情報化維持のページが設置されている。現在掲載されている情報は、マネジメントメッセージ、財務ハイライト、上場関連のニュースリリースと資料であり、上場前の開示水準としては、平均的かつ十分な内容となっている。


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