3537昭栄薬品IPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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昭栄薬品(3537 JASDAQスタンダード)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター: 卸売業

恒常的な増配がないと評価しにくい
 14.3期実績から16.3期業績予想までの業績推移はほぼ横ばいであり、成長性は評価しにくい。

 16.3期業績予想から、特別利益を考慮して想定されるEPSを約180円と推測すると、これに基づく、想定されている公募価格のPERは約7倍となる。

 現状でこの水準以上に評価することは困難とみられる。増配が望まれる。


連結データ(肩は対前期比(%))
決算期 14/3 15/3 15/12 16/3予
売上高(百万円)
20,805
-14.0%
17,897

13,875
4.0%
18,621
営業利益(百万円)
280
-14.5%
239

234
21.3%
290
経常利益(百万円)
342
-4.6%
326

272
0.3%
327
当期利益(百万円)
130
68.3%
219

193
261%
791
総資産(百万円)
純資産(百万円)
11,663
3,308
13,458
4,940
14,529
5,197
--
--
株主資本比率(%) 28.4% 36.7% 35.8% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
2.9%
3.9%
2.4%
4.4%
1.9%
3.7%
--
--
発行済株式数 1,193 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
109
2,773
184
4,141
161
4,356
663
--
配当(円/株) -- 18 -- 40

事業概要
天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業、家庭用洗剤等の日用品を企画販売する日用品事業、土木建設関連の薬剤を主な取扱商品とする土木建設資材事業
 昭栄薬品グループは、当社昭栄薬品と子会社2社により構成されており、天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業を主たる事業としている。

 昭栄薬品グループの主な取扱商品である「オレオケミカル」は、パーム油、ヤシ油及びパーム核油等の天然油脂を原材料として生み出される油脂化学品の総称であり、再生産が可能であること及び環境負荷が低いこと等の特徴がある。

 また、化学品事業におけるオレオケミカル及びオレオケミカルを原材料とする界面活性剤に関する専門的知識を活用し、事業間のシナジー効果を重視した関連多角化により、家庭用洗剤等を取扱う日用品事業、及び地盤改良やコンクリートの補修補強材料等を取扱う土木建設資材事業を営んでいる。

 昭栄薬品グループの事業セグメントごとの主な事業内容は以下の通り。

■化学品事業
脂肪酸、脂肪アミン、脂肪アルコール及びグリセリン等のオレオケミカル、並びにこれらの誘導体である界面活性剤等の化学品の仕入販売
■日用品事業
「安心・安全」を重視した家庭用洗浄剤を中心とした日用品の企画及び仕入販売
■土木建設資材事業
グラウト(薬液注入)工法等の地盤改良及びコンクリート補修補強工法に使用する材料・添加剤、並びに汚染土壌改良(環境改善)のための環境改善薬剤の仕入販売

情報開示の状況
開示なし
 昭栄薬品のウエブサイトには、2月20日時点で投資家向け情報開示のページは設置されていない。
収支の状況
16.3期場増収増益見込みだが、14.3期水準並みにとどまる
■16.3期業績予想
 化学品事業では、得意先による昭栄薬品グループ取扱商品に関連する成婚の生産見込みや、当社取扱商品の新規採用を織り込み、売上高は対前期比+4.0%の増収の見通し。

 日用品事業では、国内の個人消費は概ね堅調に推移すると予測しているが、円安に伴う仕入れ原価の上昇による一部商品の廃番を織り込み、売上高は対前期比マイナス6.8%の減収の見通し。

 土木建設資材事業では、東京オリンピック開催決定等による公共投資・民間投資の増加予測から、新たな工事案件への納入機会の獲得による当社取扱商品の出荷増を見込み、売上高は対前期比+14.5%の増収の見通し。

 以上から、全体の売上高は対前期比+4.0%の増収の見通し。

 増収効果によって、営業利益は対前期比+21.5%の増益を見込むものの、営業外費用に上場関連費用・新株発行費用を計上することにより、経常利益では対前期比+0.6%の増益にとどまる見通し。

 土地売却益等を特別利益に計上することを織り込み、当期利益は対前期比で大幅な増益の見通し。

株式の状況
ストックオプション無し、VC出資はあるがロックアップ対象
 ベンチャーキャピタルからの出資があるものの、ロックアップの対象となっている。ストックオプションはなく、当面の株式需給に関する課題は見当たらない。

A. 発行済み株式数 948,035株(単元100株、15.11に1:5株式分割後)
B. 公募 200千株、増資によるオーバーアロットメント 45千株
C. 売出し 100千株(売出し元は会社関係者80千株、残はベンチャーキャピタル)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 0株
 E. うち潜在株式に算入する数 0株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 1,193,035株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 122,500株
既存株主へのロックアップ情報:会社関係者と法人多数と、従業員持ち株会、ベンチャーキャピタル1社に対して90日間。但し、発行価格の1.5倍以上での市中売却は可能。

 目論見書での昭栄薬品の想定発行価格は1,330円で、この価格に基づく公募による昭栄薬品の手取り概算額は約1,330百万円とされている。

 別途予定されている第三者割当増資の手取り概算額上限54百万円と合わせた資金使途は、127百万円を設備投資資金、残額は借入金返済資金に充当する予定。

設備投資資金の内容は、以下の通り。
・職場環境等の改善及び資産価値の維持向上を目的とした本社ビルの改修(給排水設備の更新、屋上防水工事及び外壁補修等)に係る設備投資資金に72百万円
・決算業務等の効率化を目的とした会計システムの再構築に係るシステム投資資金に49百万円
・営業部門等の業務効率化を目的とした社内ネットワーク環境の整備に係るシステム投資資金に5百万円



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