4245ダイキアクシスIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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ダイキアクシス(4245 東証二部)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:化学

地味な印象だが、それを含めて織り込み済みか
 地味な業態ながら、足元の業績は伸びている。13.12期業績予想のEPSに基づく、想定されている公募価格のPERは約10倍となる。東証二部上場で、比較的地味な銘柄という、ある意味ハンデを負っているが、この部分は既に想定公募価格に織り込んだ形になっているとみられる。

 妥当な想定公募価格になっているとみられる。


連結データ(肩は対前期比(%))
決算期 11/12 12/12 13/9 13/12予
売上高(百万円)
24,929
9.1%
27,202

21,194
5.9%
28,800
営業利益(百万円)
277
22.3%
339

408
51.7%
514
経常利益(百万円)
485
16.5%
556

540
11.2%
628
当期利益(百万円)
248
-13.0%
216

336
82.9%
395
総資産(百万円)
純資産(百万円)
14,949
3,561
16,085
3,823
17,091
4,305
--
--
株主資本比率(%) 23.8% 23.8% 25.2% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
3.2%
7.0%
3.5%
5.7%
3.2%
7.8%
--
--
発行済株式数 3,102.2 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
80
1,148
70
1,232
108
1,388
127
--
配当(円/株) -- 15 -- 33

事業概要
浄化槽をはじめとする各種水処理設備の製造・施工・販売及び維持管理及び住宅関連商材の販売等
 ダイキアクシス・グループは当社ダイキアクシスと、連結子会社11社(国内8社、海外3社)により構成されており、環境機器関連事業、住宅機器関連事業及びその他事業を行っている。

 環境機器関連事業は、浄化槽をはじめとする各種水処理設備の製造・施工・販売及び維持管理を主体とし、生活排水処理・産業排水処理・地域集落排水処理の各用途に分類された製品を取り扱っている。また、合成樹脂製・コンクリート製など、多岐用途に対応可能で各処理水質に応じた最適な排水処理設備を提供するとともに、集落のし尿・生活雑排水の処理については地域の環境に合わせた設計・施工を行っている。

 また、地下水を飲料用として利用する地下水飲料化システムを取り扱うとともに、従来放流していた排水を新たな熱源とする技術(いわゆるヒートポンプ技術)を活用した温度差エネルギー設備の施工も行っている。

 住宅機器関連事業は、住宅関連商材及び教育関連施設商材の販売、内外装工事を主体とし、一般住宅やマンション向けのシステムキッチン・トイレ・ユニットバスを元請であるゼネコン・地場建築業者・ハウスメーカーへ向けて販売している。体育館のフロアーやプールなどの教育関連施設・農業用温室等については、行政官庁からの受注に対し専属人員による対応を行い、内外装工事は、ホテルやマンションのタイル工事及び工場建物の屋根工事を主体としている。

 その他事業では、軽油の代替燃料として廃食用油を原料としたBDF(バイオディーゼル燃料)の製造・販売及び製造施設の施工を行っております。また、ボトルウォーターの製造・宅配事業(クリクラ事業)やペット関連商品の製造・販売も行っている。また、小型風力発電事業に参入した。
収支の状況
当期利益では、12.12期の減損損失計上の反動により、13.12期には大幅増益見通し
■12.12期
 環境機器関連事業では、レックインダストリーズを前期末から連結の範囲に含めた事により、売上高が増加し、対前期比+2.8%の増収、セグメント利益は同マイナス0.1%の減益となった。

 住宅機器関連事業は、前期に競合他社の破綻があったことから、新規取引先の取り込みと開拓が進んだ。また、リフォーム業者等のプロ用商材を扱うホームセンター向け営業を強化したもあり、売上高は対前期比+16.0%の増収、セグメント利益は同+47.7%となった。

 その他事業のうち、BDF関連事業は低調に推移しているが、クリクラ事業においては松山エリア顧客開拓を一区切りとし、広島エリアを開拓しており、着実に顧客を増やしている。これにより、売上高は対前期比+10.4%の増収となった。

 以上の結果、当期の売上高は対前期比+9.1%の増収、営業利益は同+22.2%、経常利益は同+16.5%となった。また、環境機器関連事業における減損損失を特別損失に計上した。

株式の状況
ストックオプションなし、VC出資あるものの大半はロックアップ対象に
 ストックオプションの未行使残高はないものの、MBOを過去に行った経緯もあって、ベンチャーキャピタルからの出資が大量に存在している。大半はロックアップの対象となっているものの、ロックアップ対象となっていないベンチャーキャピタルの保有株式が約168千株ある。ロックアップ対象外だけをみれば、ボリュームは大きいものではない。

A. 発行済み株式数 2,497,200株(単元100株、13.10に1:100株式分割後)
B. 公募 500千株、増資によるオーバーアロットメント 105千株
C. 売出し 200千株(売出し元は会社関係者)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 0株
 E. うち潜在株式に算入する数 0株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 3,102,200株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 635,300株
既存株主へのロックアップ情報:会社関係者11名と銀行等6法人、ベンチャーキャピタル等8組合に対して90日間。但し、ベンチャーキャピタル等に対しては、発行価格の1.5倍以上での市中売却は可能。対象株数は、約2,188千株。

 目論見書でのダイキアクシスの想定発行価格は1,200円で、この価格に基づく公募によるダイキアクシスの手取り概算額は約537百万円とされている。

 別途予定されている第三者割当増資の手取概算金上限115百万円の資金使途は、全額を地下水飲料化事業における設備投資資金に充当する予定。

情報開示の状況
開示なし
 ダイキアクシスのウエブサイトには、11月21日時点で、投資家向け情報開示のページは設置されていない。


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