3668コロプラIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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コロプラ(3668 東証マザーズ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:情報・通信業

高く評価される可能性は大
 位置情報を活用したスマートフォン向けの事業という、新奇性のある事業形態であり、足元の業績も大きく伸びている。13.9期業績予想ベースのEPSに基づく、想定されている公募価格のPERは約19倍となるが、上記の状況を考慮すると更に高いマーケット評価が狙えるとみる。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 11/9 12/6 12/9 13/9予
売上高(百万円)
2,283

2,903
122.1%
5,072
97.0%
9,992
営業利益(百万円)
572

871
162.1%
1,499
54.7%
2,318
経常利益(百万円)
568

875
164.0%
1,500
52.8%
2,291
当期利益(百万円)
283

479
174.8%
778
61.9%
1,260
総資産(百万円)
純資産(百万円)
2,235
1,289
3,337
2,268
4,567
2,567
--
--
株主資本比率(%) 57.6% 68.0% 56.2% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
25.4%
22.0%
26.2%
21.1%
32.8%
30.0%
--
--
発行済株式数 8,136(修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
34.8
158
58.9
279
95.7
316
154.9
--
配当(円/株) -- -- -- --

事業概要
位置情報ゲームプラットフォーム及びスマートフォン特化型アプリの開発・運営、リアル連携サービスの提供
 コロプラは、高機能携帯電話(スマートフォン)を主軸としたサービスを展開している。コロプラのサービスは、Google社が運営するGoogle Play StoreやApple社が提供するAppStoreなどにアプリを提供するスマートフォンネイティブサービス、位置情報ゲーム専用オープンプラットフォーム「コロプラ」を運営するプラットフォーム運営サービス、全国各地の銘産店、鉄道会社、百貨店やプロ野球球団などリアル業者と連携したO2O(オンラインtoオフライン)型のリアル提携サービスの3種になる。

 スマートフォンネイティブアプリサービスとプラットフォーム運営サービスは、有料課金収入と広告収入で構成されている。ユーザーは当サービスを無料で利用することが出来るが、一部アイテムや機能を有料サービスとして提供している。また、広告代理店およびアドネットワーク事業者などの仲介により、インターネット広告枠の販売を行っている。

 リアル提携サービスは、提携事業者に送客を行い、それによって生じた売上の一部を送客収入として徴収するレベニューシェアモデルを採用している。

 スマートフォンネイティブアプリサービスでは、ユーザーが気軽にゲームを楽しめることを目的としたいわゆるライトゲームであるKuma the Bearアプリの12年9月末時点でのタイトル数は14本、累計ダウンロード数は約1,023万件。利用者が本格的にゲームを楽しめることを目的としたオンラインアプリの12年9月末時点でのタイトル数は3本、累計ダウンロード数は約379万件。

 プラットフォーム運営サービスでは、位置情報ゲームオープンプラットフォームの運営とそこに展開される内製アプリの開発・運営及びコロプラに参画するサードパーティ事業者(LAP)に対する位置情報ゲームのシステム提供を行っている。

 内製アプリは4タイトルを運営、LAPアプリは12年9月末時点で9社から11タイトルが提供されている。同時点でのプラットフォーム会員数は約303万人。

収支の状況
12.9期は大幅増収増益、13.9期も引き続き増収増益の見通し
■11.9期実績
 11.9期は主力の位置情報ゲーム「コロニーな生活」に加えて位置情報ゲームオープンプラットフォーム「コロプラ」のサービスを開始し、位置登録によりゲーム上のキャラクターが成長する「キャリー・ストーリー」、日本各地の名産品を売買してバイヤー生活を楽しむ「きらめきマーケット」等の内製ゲームや、他社製のゲームも展開してきた。

 またKDDIと業務提携し、au携帯電話向けの位置情報ゲームオープンプラットフォームのサービスを開始し、同社の携帯電話利用者をコロプラのプラットフォームに送客する体制を構築した。

 更に位置情報ゲームと連動したリアル連携も強化し、従来のお土産コロカ等に加えて、都内百貨店においてコロカ提携店40店舗を集めた「日本全国すぐれモノ市 コロプラ物産展2011」やプロ野球球団の東京ヤクルトスワローズや東北楽天イーグルスと提携した「コロプラベースボール」を立ち上げた。

 以上の結果、売上高は対前期比で+50.7%の増収となったものの、売上高の増加に伴う回収代行手数料の増加や広告宣伝費の増加、従業員増加に伴う労務費の増加等による営業費用の増加が発生したことから、営業利益・経常利益では同マイナス10-18%の減益となった。

株式の状況
VCからの出資とストックオプションがあるが共に、大きな影響はない
 ベンチャーキャピタルからの出資はあるものの、大きなウエイトではない。ストックオプションの未行使残高もあるが、半数以上は行使可能になるまで期間が残っており、上場即行使可能分のボリュームは大きいものではない。

A. 発行済み株式数 7,112,100株(単元100株、24年9月に1:100株式分割後)
B. 公募 780千株、増資によるオーバーアロットメント 132千株
C. 売出し 540千株(売出し元は会社関係者)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 616,900株
 E. うち潜在株式に算入する数 243,900株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 8,136千株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 326,600株
既存株主へのロックアップ情報: 会社関係者7名と法人1社に対して180日間。対象株数は7,057千株。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
10年4月 135,600株 780円 12年4月〜20年4月
10年8月 29,100株 780円 12年8月〜20年8月
10年12月 75,400株 1,400円 12年12月〜20年12月
10年12月 3,800株 1,400円 12年12月〜20年12月
12年5月 373,000株 1,400円 14年5月〜22年5月

 目論見書でのコロプラの想定発行価格は2,900円で、この価格に基づく公募によるコロプラの手取り概算額は約2,246百万円とされている。資金使途は全額を運転資金として、既存事業の拡大に関わる人件費として720百万円、その採用費として300百万円、サービスを効率的に展開していくための広告宣伝費の増加分として375百万円、アプリ数増加に伴うサーバ関連費用の増加分として170百万円等に充当する予定。

情報開示の状況
開示なし
 コロプラのウエブサイトには、11月15日時点で投資家向け情報開示のページは設置されていない。


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