3065ライフフーズIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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ライフフーズ(3065 JASDAQ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:小売業

配当利回りと株主優待目的には良い銘柄か
 業績は至って安定的。過年度の推移をみると、売上高が漸減しているが、業態転換の影響等がある模様なので、特に気にしなくてもよいだろう。

 07.3期業績見通しベースのEPSは約18円で、想定されている公募価格に対するPERは約17倍と、業績が安定的な銘柄としては既に十分な評価がされている。

 想定公募価格での今期の配当利回りは2.5%あり、会社からは発表されていないが株主優待も今後期待できる。初値での高騰は期待できないが、配当利回りと株主優待狙いなら、公募価格付近で買う意味はある。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 05/2 06/2 06/8中 07/3予
売上高(百万円)
14,015
0.1%
14,029

7,189
2.3%
14,346
営業利益(百万円)
518
52.7%
791

546

--
経常利益(百万円)
479
62.2%
777

539
4.0%
808
当期利益(百万円)
2
4854.5%
119

212
181.6%
336
総資産(百万円)
純資産(百万円)
8,173
3,151
8,159
3,231
8,444
3,401
--
--
株主資本比率(%) 38.6% 39.6% 40.3% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
5.9%
0.1%
9.5%
3.7%
6.4%
6.2%
--
--
発行済株式数 18.390 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
0.1
171.4
6.5
175.7
11.5
184.9
18.3
--
配当(円/株) 2.5 2.5 -- 7.5

事業概要
カフェテリア方式の和風レストラン
 ライフフーズは、料理・飲食物の調理・販売を主として、和食を中心としたレストラン業を主たる事業としている。

 カフェテリア型の「ザめしや」等、ファーストフード型の「街かど屋」(ザめしや24)、讃岐うどんのセルフ型「めんむす」等をチェーン展開し、関西・中部・中国地区の2府11県で店舗展開している。


収支の状況
特別損失の計上さえなければ、業績は良くも悪くも安定的
 06.2期は、新規出店6店、閉店5店、業態転換12店を行い、期末の総店舗数は前期末比+1店舗の113店舗となった。業態別には讃岐うどん店で対前期比-38%の減となった分を他業態でカバーして、売上高はほぼ前期並み、利益ベースでは増益となった。

 当期利益については、減損損失約230百万円と店舗閉鎖関連損約188百万円を特別損失に計上したことで、経常利益と比較して大幅に小さくなっている。05.2期の当期利益が0に近くなっているのも、主に減損損失の計上によるもの。06.8中間期にも更に特別損失を約140百万円計上している。

表1 業態別の06.2期販売実績(百万円、前期比%)
ザめしや   10,526 +6.4%
街かど屋    1,212 +23.3%
めしや食堂   163   -
めんむす   1,800  -38.2%
めんやっこ   222  +0.4%
あぶって家   103   -
合計     14,029  +0.1%

 07.2期の会社発表業績見通しでは、新規出店を12店舗、閉店を2店舗の純増10店舗となることを前提として、対前期比+約2%の増収を見込んでいる。経常利益でも増収を背景として増益、当期利益では前期に特別損失を計上したことの反動によって、大幅な増益を見込んでいる。

 中間期までの進捗をみると、通期見通しの達成には特に問題はないと思われる。ただ、店舗数の純増10店舗でも、売上げ・利益の伸びが数パーセントに留まる状況であり、今後の成長はあまり見込みにくい。

 ライフフーズは、フジオフードシステムから、メニュー看板や店舗内レイアウトの類似性について指摘されており、06年10月にはフジオ側からメニュー看板の使用禁止や損害賠償請求等の訴訟が提起されている。

 業績の季節変動に関して、上半期には連休や夏休みなどの休日が多いために、営業利益以下の項目では上期・下期での季節変動が経年的に発生している。経常利益の上下比率では、05.2期で77:23、06.2期で62:38と、上期に利益偏重の傾向となっている。

株式の状況
ストックオプションの希薄化効果は小さく、ロックアップウエイトが高い
 06年11月のライフフーズの発行済み株式数は16,000千株(取引単位は千株)で、上場にあたっての公募が2,000千株、オーバーアロットメントによる売出しが300千株予定されている。オーバーアロットメント分については、主幹事である大和SMBCを割当先とした第三者割当増資となる可能性がある。ストックオプションの未行使残高が下表のように90千株あり、全数が上場直後から行使可能となるので、潜在株式と認識する。以上から、上場時点の想定発行済み株式数は、18,390千株とした。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議 対象株数 行使価格 行使期間
01年7月 90千株 314円 03年8月〜08年7月

 目論見書での想定発行価格は300円で、この価格に基づく公募によるライフフーズの手取り概算額は590百万円とされている。資金使途は、189百万円を設備投資に充当し、残額を借入金の返済に充当する予定。

 会社関係者とその資産管理会社等には180日間のロックアップが付されている。ロックアップの対象株式数は14,689千株。ロックアップのウエイトは約8割程度と高い。ストックオプションが全行使された場合でも、希薄化効果は大きいものではなく、株式需給に関しては、特段の留意点はない。

情報開示の状況
開示には消極的な印象
 ライフフーズのウエブサイトには11月11日時点で投資家向け情報開示のページは設置されていない。上場に関しては、同族企業の利益確定的な印象が強く、あまり新規株主に対して情報開示しようという姿勢は感じられない。

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