IPO初値分析・株式投資〜Hephaistos Investment Research |
ニッポン放送(上場廃止)〜資本の「ねじれ」を解消し、フジテレビの子会社化 |
ニッポン放送はフジテレビ株式の約23%を保有、フジテレビはニッポン放送株式の約12%を保有。ニッポン放送の筆頭株主は、約17%シェアの村上ファンドで、フジテレビは第二位の株主。 1月17日 フジテレビが、ニッポン放送株式の公開買付けを発表し、同日ニッポン放送取締役会も、これに賛同。買付け価格は、前日までの3ヶ月間の平均終り値価格に約20%のプレミアムを付加し、5,950円。買付け株式数の下限は発行済み株式数の50%、買付け期間は1月18日から2月21日。 2月8日 ライブドアグループが早朝の東証ToST NeT-1取引で、ニッポン放送株式の29.6%を取得。それ以前から保有する株式と合計して、株式シェアは35.0%となり、筆頭株主となった。ライブドアは、買付け資金をMSCBを発行することで調達。MSCBは、引受人がリーマン・ブラザーズで、ライブドア堀江社長が保有するライブドア株式をリーマン社に貸与(消費貸借)。 2月10日 フジテレビが取締役会で、公開買付けの条件を変更。買付け株数の下限を50%から25%まで引き下げるとともに、買付け期間を3月2日まで延長。 2月21日 ライブドアはニッポン放送を買い進め、議決権に対する割合で37.85%まで増加。 2月23日 ニッポン放送がフジテレビを引き受け先とした新株予約権の発行を決議。 2月24日 フジテレビが、公開買付けの期間を、3月7日までに再度延長。 ライブドアが、ニッポン放送を相手方として、新株予約権の差し止め仮処分を東京地裁に申し立て。 3月11日 東京地裁が、ニッポン放送に対して、新株予約権の差し止め仮処分を命令。その後、東京地裁は、ニッポン放送による異議申し立てを却下して仮処分決定を認可。東京高裁も、3月23日にニッポン放送の保全抗告を却下。 3月24日 ニッポン放送・フジテレビはソフトバンク・インベストメント(SBI)とのベンチャーキャピタルファンドへの共同出資計画を発表。ニッポン放送が保有するフジテレビ株を株券消費貸借によって、SBIへ貸し出す内容。(クラウン・ジュエル) 4月18日 フジテレビとライブドアが、和解の基本合意を発表。 ・ ニッポン放送鰍保有する、ライブドア子会社:ライブドア・パートナーズの全株式をフジテレビに譲渡(5月23日)。その後ニッポン放送による自己株式の公開買付け等のプロセスを経て、ニッポン放送はフジテレビの100%子会社化。ニッポン放送鰍ヘ、上場廃止へ。 ・ ライブドアが発行する新株をフジテレビに第三者割当し、フジテレビは12.75%のライブドア株式を保有。フジテレビとライブドアは業務提携を行う。 |
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