新規上場の目論見書に基づいた、IPO=新規公開株式の銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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エイティング(3785 マザーズ)

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セクター:情報・通信業
安定的な成長期に移行、公募価格には割安感あり
 04.9期までの爆発的な高成長から、05.9期実績では売上高の対前期比で+約10%、利益ベースで+約20%と、安定期に以降しつつある。過去の実績ほどの高成長を今後は望めないにしても、まだ成長余地はあると考えられる。

 05.9期実績ベースのEPS約3,500円に対しての想定公募価格10万円で計算されるPER約30倍は、今後は高成長が望めないとしても、当社の成長性から考えると相当な割安感がある。ロックアップ等の株式需給の面でも比較的タイトであり、現在想定されている公募価格帯に対しての初値騰落率は相当高いと考えられる。

事業概要
家庭用ゲーム機・携帯電話向けゲームソフトの企画・開発
 当社は、アミューズメント施設向けビデオゲームソフトの企画・開発会社として創業し、家庭用ゲームソフトを中心としたデジタルエンターテイメントコンテンツの企画・開発を主たる業務としている。事業別では、重荷家庭用テレビゲームソフトの企画・開発を行う「ゲームソフト開発事業」、携帯電話コンテンツの企画・配信を主たる業務とする「モバイルコンテンツ開発事業」、ゲームソフト開発で積み重ねたコンテンツ開発力をもとに、キャラクターの企画制作販売・版権許諾業務を行う「その他事業」の3事業で構成されている。

 ゲームソフト開発事業では、TVアニメのキャラクターを題材としたゲームの開発を中心に、対戦型格闘アクションゲームでの3Dキャラクターのモーション制御技術を活用し、当社が受託して開発したゲームソフトは、ゲームソフトウエアメーカーを通じて累計8百万本以上の販売実績となっている。

 モバイルコンテンツ開発事業では、NTTドコモ・KDDI・ボーダフォンの3キャリアを通じて、49コンテンツを提供している。主な携帯コンテンツは、ミュージカル専門着信メロディサイト、ノベル・アドベンチャー中心のゲームサイト、オリジナルキャラクターサイト等となっている。

 その他事業では、ゲームソフト開発で蓄積したデザイン力を活かした当社独自のデジタルキャラクターの開発及び、携帯電話に関する特許開発を実施している。当社が開発したキャラクターで商標登録したものは62件、特許登録件数は国内5件・海外2件となっている。デジタルキャラクターをぬいぐるみにした商品販売や商標登録、特許権から得られる版権許諾料・特許使用料収入等が、その他事業となる。

収支の状況
安定的な高成長期に移行
  売上高については、04.9期には1億円を超える大型案件の受注があったほか、16件のソフト提供とロイヤリティ収入が14件に増加したことで、ゲームソフト企画・開発事業の売上が大幅に増加している。

 04.9期はこうして対前期比約40%増の売り上げ増を達成している。しかし、05.9期実績では、対前期で増収は確保しているものの、その伸び率は約10%まで低下しており、既に頭打ち感がある。利益面での高い増益率は確保しているので、成長に翳りが出てきたという状況になっているわけではない。爆発的な高成長期から、安定的な成長期に移行しつつあると考えたほうがよいだろう。

株式の状況
ストックオプションは行使期間が相当先、ロックアップもあり需給はタイトか
 当社は05年1月に1:100の株式分割を行い、05年9月末時点での発行済み株式数は、50,408株となっている。上場にあたっての公募が3,000株と、オーバーアロットメントに関連して、主幹事に対して第三者割当増資される可能性が1,000株ある。以上を合計して、上場時点の想定発行済み株式数は、54,408株とした。ストックオプションの未行使残高が下表のように存在するが、行使可能となるまでに相当の期間があることから、潜在株式としては認識しない。

【表2 ストックオプションの未行使残高の状況】
総会決議 対象株数 行使価格 行使期間
05年6月  1,192株  24,800円  08年6月〜11年6月

 主要な既存株主に対しては、180日間のロックアップがかけられている。ロックアップ対象となっている株主の保有株合計は50,500株だが、このうち売り出しにかかるものが4,000株ある。従って、実際にロックアップ対象となるのは、46,500株となる。上場時点の想定発行済み株式数から考えると、約85%の株式にロックアップがかかっていることになり、タイトな需給が予想される。

 目論見書での想定公募価格は10万円とされており、これに基づく公募による当社手取り概算額は、289百万円とされている。オーバーアロットメントに関連して、主幹事である日興シティグループ証券に対して行われる可能性がある第三者割当増資1,000株を含めての資金使途は、約138百万円を設備投資資金に、残額を運転資金に充当する予定。

情報開示の状況
まずまずの開示状況、あと一歩で平均点
 当社ウエブサイトには、投資家向け情報開示のページが既に設置されている。現在掲載されている情報は、マネジメントメッセージと財務ハイライトのみとなっている。後は、ニュースリリースを掲載してもらえれば、十分な状態といえる。あと一歩で平均点というところか。


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