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やっぱり、個人投資家の8割が損!?


やっぱり、個人投資家の8割が損!?
 これは中国市場での話しだが、証券アナリストジャーナル12月号(社団法人日本証券アナリスト協会2004年12月発行 )に興味深い記事が掲載されているのでご紹介する。

 同号で龍谷大学大学院ユ氏が寄稿した「中国株式市場における個人投資家の行動」において、中国拠点の株式情報ウエブサイト「証券之星株式会社(www.stockstar.com)」が実施した個人投資家向けアンケートの結果によると、個人投資家のうち約8割が損しているとのことであった。収支トントンが6〜7%いるために、儲かっているのは全体の9〜18%に過ぎない。

 この結果をみると、「株式投資(投機)は損するだけ」と巷で言われていることが裏付けられた格好。但し、損しているとは言っても、「損失50%以内」が全体の約60%を占めており、投資元本の50%以上の損失を出している、いわゆる「大損ぶっこぎ」は、約20%に過ぎない。

 それでも、「儲かった」人は全体の20%に満たないのだから、近年の中国市場が下げ相場の連続であったことは考慮する必要があるが、やはり、「儲けるよりも大損する確率のほうが高い」ということになる。

中国個人投資家の株式投資損益状況調査 03年9月調査 04年3月調査
03年9月調査 04年3月調査
利益10%以上 5.6% 11.9%
利益10%以内 4.0% 6.1%
損益なし 6.6% 7.5%
損失10%以内 19.6% 8.1%
損失10〜50%以内 42.3% 49.9%
損失10〜50%以内 22.0% 16.5%

調査実施会社:証券之星株式会社
調査対象:中国の個人投資家(03年378人、04年1,516人)
調査方法:オンライン調査
アンケート問題:現時点のあなたの株式投資損益状況はどのようであるか

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