6187LITALICO_IPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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LITALICO(6187 東証マザーズ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:サービス業

新奇性や成長性は十分高いが、既に織り込み済みとみられる
 既存の事業としてはあまり見られない独自性を持ったビジネスモデルであり、かつ業績面でも高い伸び率を示している。

 16.3期業績予想でのEPSに基づく、想定されている公募価格のPERは約29倍となる。今後の成長性については、相当程度に公募価格に織り込まれる形となっており、最近の市況も考慮すると、これ以上の評価は現時点では難しいと思われる。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 14/3 15/3 15/12 16/3予
売上高(百万円)
4,212
31.3%
5,529

5,375
28.1%
7,080
営業利益(百万円)
199
66.7%
331

625
53.8%
509
経常利益(百万円)
171
797.7%
307

631
61.7%
496
当期利益(百万円)
84
127%
191

426
43.2%
274
総資産(百万円)
純資産(百万円)
2,241
312
2,594
503
3,099
929
--
--
株主資本比率(%) 13.9% 19.4% 30.0% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
7.6%
27.0%
11.8%
38.1%
20.4%
45.9%
--
--
発行済株式数 8,660 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
9.7
36
22.1
58
49.2
107
31.6
--
配当(円/株) -- -- -- --

事業概要
就労支援事業、児童発達支援事業、学習教室及び幼児教室の運営等
 LITALICOは、働くことに障害のある方への就労支援サービスである「WINGLE事業」、子ども一人ひとりの個性に合わせた学びを提供する幼児教室・学習教室である「Leaf事業」、及び「その他」(子どもの創造性を育むためのIT×ものづくり教室である「Qremo事業」、子育てに関する情報メディアや発達が気になる子どもを持つご家族向けのポータルサイトを提供する「インターネット事業」)を展開している。

 事業区分としては、国民健康保険団体連合会等の行政から報酬を得る事業を公費事業、国民健康保険団体連合会等の行政から報酬を得ない事業を私費事業としている。

 WINGLE事業は、就労移行支援事業と特定相談支援事業の2つの事業から構成されている。

 就労移行支援事業では、LITALICOの運営する就労移行支援センターにおいて、行政によって障害福祉サービス受給者証を発行された65歳未満の障害者に対して、就労移行支援を行っている。就労を目指す65歳未満の障害者を対象にしたコミュニケーション訓練、PCスキルを向上するための訓練、職場実習等の職業訓練等を実施することで、顧客の適性と希望職種のマッチング、応募先企業の開拓や選定を行う。また、企業を選定した後には、模擬面接等の面接訓練も行い、さらに就職後は定着の支援まで行っている。

 特定相談支援事業では、LITALICOの運営する相談支援センターにおいて基本相談支援と計画相談支援を行っている。障害福祉サービスを利用する前に、障害のある方に適した「サービス等利用計画」を作成し、利用計画を作成した後も定期的に障害福祉サービスの利用状況などをモニタリングして、変更が必要な場合には利用計画の改善を行っている。

 Leaf事業は、児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業、学習教室事業の3つの事業から構成されている。

 児童発達支援事業では、LITALICOの運営する教室において、発達障害を持つ児童を中心に、行政によってサービス受給者証を発行された児童を対象に教育サービスを提供している。

 放課後等デイサービス事業では、LITALICOの運営する教室において、学校に就学している発達障害の子どもに、授業の終了後又は休業日に、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他の便宜を提供している。

 学習教室事業では、LITALICOの運営する教室において、教育サービスを提供する対象となる顧客の年齢によって、小学校入学前の幼児を対象とする「Leafジュニア教室」と、小学校入学以降の児童を対象とする「Leafプログレス教室」を展開している。

 幼児教室では、児童発達支援事業の対象外(サービス受給者証未発行者)となる親子教育や保育園・幼稚園・小学校への入園・入学準備といった個別サービスの提供を行っている。学習塾では小学生、中学生、高校生を主な対象に教育サービスを提供している。

 Qremo事業では、未就学児から高校生まで幅広い年代の子どもたちを対象に、プログラミングやロボット、3Dプリンターを活用したデジタルファブリケーション、デザインなど、最先端のデジタルものづくりを通じた教育を提供している。

 インターネット事業では、発達障害の子どもや発達が気になる子どものご家族をサポートする「LITALICO発達ナビ」、子育て中のご両親を対象とした子育て情報メディア「Conobie」、うつ病患者やうつ病を予防したい方を対象とした、うつ症状の予防・回復・再発防止をサポートするWebサービス「U2plus」等のサービスを提供している。
収支の状況
16.3期も前期に続いて大幅な増益の見通し
■16.3期業績予想
 公費事業では、当期末時点の拠点数は対前期比+23拠点増の97拠点となる見通しとし、同事業の売上高は対前期比+24.8%の増収の見通し。

 私費事業では、当期末の拠点数は対前期比+3拠点増の21拠点となる見通しで、同事業の売上高は対前期比+47.9%の増収の見通し。

 以上の結果、全体の売上高は対前期比+28.1%の増収の見通し。

 費用面では拠点数の増加に伴い、労務費や地代家賃の増加を織り込むものの、増収効果によって営業利益・経常利益は、それぞれ対前期比+53.8%、+62.1%の増益の見通し。

株式の状況
VC出資無し、ストックオプションは大半が即行使可能だがボリュームは大きくない
 ベンチャーキャピタルからの出資はない。ストックオプションの未行使残高があり、大半が上場直後から行使可能になるとみられるが、行使可能となるボリュームは発行済株式数全体からみた場合は大きいものではない。

A. 発行済み株式数 7,680千株(単元100株、15.12に1:6,000株式分割後)
B. 公募 320千株、増資によるオーバーアロットメント 230,700株
C. 売出し 1,218千株(売出し元は会社関係者)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 690千株
 E. うち潜在株式に算入する数 429千株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 8,659,700株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 0株
既存株主へのロックアップ情報:会社関係者22名に対して180日間。但し、発行価格の1.5倍以上での市中売却は可能。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
12年3月 327,000株 16円 14年4月〜18年3月
13年3月  90,000株 41円 15年4月〜19年3月
14年3月  12,000株 83円 16年4月〜20年3月
15年3月  84,000株 500円 17年4月〜23年3月
15年9月 132,000株 583円 17年10月〜24年9月

 目論見書でのLITALICOの想定発行価格は930円で、この価格に基づく公募によるLITALICOの手取り概算額は約265百万円とされている。

 別途予定されている第三者割当増資の手取り概算額上限約197百万円と合わせた資金使途は、拠点の開設にかかる費用に400百万円、残額はインターネット事業を効果的に拡大していくための人件費や外注費等に充当する予定。

情報開示の状況
実質的に一定の開示あり
 LITALICOのウエブサイトには、2月11日時点で投資家向け情報開示のページは設置されていない。但し、会社業績などについては、経営情報として掲載されており実質的に一定の開示がされている。


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