6046リンクバルIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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リンクバル(6046 東証マザーズ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:サービス業

4月上場案件での目玉銘柄か
 イベント運営事業をメインとしており、時流に乗ったコンテンツをベースとしたイベントを多数開催することで、事業規模を急拡大している。銘柄の新奇性や成長性の点から、マーケットでは人気化し目玉銘柄になるとみられる。

 15.9期業績予想でのEPSに基づく、想定されている公募価格のPERは約47倍と、非常に高く設定されているが、この水準を大幅に上回る評価をマーケットから得られる可能性が高いと思われる。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 13/9 14/9 14/12 15/9予
売上高(百万円)
647
81.8%
1,175

426
43.0%
1,681
営業利益(百万円)
23
640%
171

126
76.5%
302
経常利益(百万円)
35
383%
171

129
63.6%
280
当期利益(百万円)
25
362%
115

79
38.1%
159
総資産(百万円)
純資産(百万円)
167
38
447
154
481
233
--
--
株主資本比率(%) 23.0% 34.3% 48.4% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
21.2%
64.8%
38.3%
75.0%
26.7%
34.1%
--
--
発行済株式数 3,250 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
7.7
11.8
35.4
47.2
24.4
71.7
48.9
--
配当(円/株) -- -- -- --

事業概要
街コンイベントの企画及び開催並びに街コンポータルサイト「街コンジャパン」の運営
 リンクバルは、インターネットサイト運営事業として、「街コンジャパン」や「街パルジャパン」などのイベントECサイト運営サービスと、WEBサイト運営サービスを行っている。

 街コンジャパンの業務内容は、街コンジャパンECサイトの運営と街コンイベントの開催の2つがあり、リンクパルの売上の9割以上となっている。

 リンクパルは、街コンイベントの開催情報を掲載するイベントECサイトとして、「街コンジャパン」の運営を行っている。「街コンジャパン」は、全国で開催される街コンイベントの開催情報を、WEBを通じて提供している。

 街コンイベントは、街コンとプチ街コンの2つの形態がある。街コンは、参加者が複数の飲食店舗を回りながら交流するイベントであり、プチ街コンは、参加者が1店舗にて交流をするイベントとなる。リンクパルでは、街コンとプチ街コンの2つのイベントを街コンイベントと総称し、企画立案から運営までを行っている。

 街パルジャパンの業務内容は、街パルイベントECサイトの運営と街パルイベントの開催の2つとなっている。

 WEBサイト運営サービスでは、「恋学」サイトと「婚活ジャパン」サイトを運営している。

 「恋学」は、恋の悩みをお持ちの方に「街コンジャパン」を通じて実施した街コンイベント参加者へのアンケートを基に、恋活に関する悩みを解決する手段を紹介する情報サイトであり、リンクパルは同サイトへの広告掲載企業を募り、広告掲載した企業からは広告料を受領する。

 「婚活ジャパン」は、結婚相談所の比較や入会を検討している独身男女が、リンクパルサイトを津押して結婚相談所に資料請求のできるサイトであり、複数の結婚相談所情報を掲載し、それぞれの結婚相談所の特徴や価格などの情報を提供することにより、リンクパルはユーザー自身にとって最適な結婚相談所を選べる支援を行っている。リンクパルは、ユーザーより資料請求を受け付けた結婚相談所から、手数料を受領する。
収支の状況
14.9期は大幅な増益を達成、15.9期も引き続き大幅増益の見通し
■14.9月実績
 イベントECサイト運営サービスでは、当期からイベントプランナーの人員を増加し、リンクバルが主催する街コンイベントの開催数を増やした。これにより、新しいテーマの街コンを数多く開催した。また、サイトのコンテンツの充実やメールマガジンの定期配信、街コンジャパンアプリのダウンロード促進策を行った。

 以上の結果、同サービスの売上高は対前期比+80.6%の増収となった。

 WEBサイト運営サービスでは、当期から、結婚相談所の比較及び資料一括請求サイトの運営を開始した。

 以上の結果、全体の売上高は対前期比+81.8%の増収となり、営業利益では同6倍強、経常利益では同4倍強の大幅な増益となった。

株式の状況
ストックオプションとVC出資はない
 ストックオプションの未行使残高とベンチャーキャピタルからの出資はない。既存の大株主はロックアップの対象となっており、当面はタイトな株式需給が期待できる。

A. 発行済み株式数 3,000千株(単元100株、14.12に1:30,000株式分割後)
B. 公募 250千株、増資によるオーバーアロットメント なし
C. 売出し 550千株(売出し元は会社関係者)、既発株のオーバーアロットメント 80千株
D. ストックオプション等の残高総数 0株
 E. うち潜在株式に算入する数 0株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 3,250千株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 0株
既存株主へのロックアップ情報:会社関係者1名と関連法人1社に対して180日間。対象株数は、2,280千株。

 目論見書でのリンクバルの想定発行価格は2,300円で、この価格に基づく公募によるリンクバルの手取り概算額は約519百万円とされている。

 資金使途は、事業拡大に伴うオフィス移転及びオフィス構築費用に69百万円、新規及び既存会員・ユーザーに対してのユーザビリティー向上のためのWEBサイトリニューアル費用に100百万円、新規及び既存会員・ユーザー向けの新規WEB・アプリケーションの開発費用に100百万円、採用教育費に150百万円を充当する予定。

情報開示の状況
開示なし
 リンクバルのウエブサイトには3月24日時点で投資家向け情報開示のページは設置されていない。


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 一株当りの配当は、株式分割・公募増資・自己株買い入れ等を必要に応じて過年度を含めて修正している場合がある。
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