6038イードIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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イード(6038 東証マザーズ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:サービス業

概ね妥当〜もう少し高い評価も可能か
 IT関連ビジネスで着実に業績を伸ばしている。15.6期業績予想でのEPSに基づく、想定されている公募価格のPERは約24倍となる。安定的な業績の拡大状況を考慮すると、概ね妥当な水準から、もう少し高い評価も可能と考えられる。


連結データ(肩は対前期比(%))
決算期 13/6 14/6 14/12 15/6予
売上高(百万円)
2,512
27.7%
3,207

1,746
15.1%
3,692
営業利益(百万円)
343
29.9%
446

233
12.8%
503
経常利益(百万円)
342
31.0%
448

230
12.5%
504
当期利益(百万円)
188
39.4%
262

145
22.3%
320
総資産(百万円)
純資産(百万円)
2,139
1,764
2,968
2,027
3,233
2,188
--
--
株主資本比率(%) 82.5% 68.3% 67.7% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
16.0%
10.6%
15.1%
12.9%
7.1%
6.6%
--
--
発行済株式数 5,444.7 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
34.5
324
48.0
372
26.6
402
58.8
--
配当(円/株) -- -- -- --

事業概要
Webメディア運営、コンテンツ提供、ソリューション提供
 イードグループは、当社イードと連結子会社3社で構成され、顧客に対してマーケティングサービスとデータ・コンテンツを提供する「コンテンツマーケティングプラットフォーム事業(以下CMP事業)」と顧客に対してリサーチソリューションとECソリューションを提供する「コンテンツマーケティングソリューション事業(以下CMS事業)」を展開している。

 イードグループでは「iid-CMP(イード・コンテンツ・マーケティング・プラットフォーム)」という共通プラットフォームにてCMP事業のWebメディア、コンテンツを運営している。「iid-CMP」とは、イードグループが独自で開発した Webメディア及びコンテンツを管理・配信するためのシステムで、特徴は以下のとおり。

・ SEO施策、SNS対応、Webページ高速表示、スマートフォン含めた最適なユーザビリティ・ユーザーエクスペリエンス、「オススメ記事」設定による集客機能。
・ システムの共用利用、CPUリソース分散機能ポータルサイトへのニュース記事提供、フォーマット共有化最適なネットワーク広告・アフィリエイト広告の共用運用記事交換機能によるローコストオペレーションノウハウ
・ ニュース記事・ニュース写真投稿や文章校正・類似度チェックによるコンテンツマネジメント機能

 CMP事業は、「iid-CMP」にて運営するWebメディア、コンテンツを通じて、顧客企業へマーケティングサービス(インターネット広告及びデータ・コンテンツ提供)を提供し、顧客企業より支払われる広告料金により主に収入を得ている。

 CMP事業では15年1月末時点で34個のWebメディア、コンテンツを運営しており、各メディアジャンルに特化した情報(ニュース記事)及びコンテンツを、インターネットを通じて提供している。また、パズルジャンルに特
化した8つの雑誌も発行しており、紙面上のパズル問題のデジタルコンテンツ化を進めている。

 各メディア、雑誌はそのメディアジャンルに興味を持つユーザーを多数集めることを運営の目的としており、「レスポンス」等のニュース系の各Webメディアでは、業界の新しい情報や旬な情報を1メディアあたり1日平均30本から50本発信しユーザーを集めている。CMP事業の全運営Webメディア、コンテンツの月平均ページビュー(PV)数は107,468千PV、ユニークユーザー(UU)数は24,782千UU。

 CMS事業はリサーチソリューションとECソリューションの2つのソリューションの提供で構成されている。

 リサーチソリューションでは、大規模な定量調査から生活者個人に対する定性調査まで、高度なネットリサーチからリアルな行動観察まで、幅広いリサーチソリューションメニューで各顧客企業の要望に対応している。

 ECソリューションでは、当社オリジナルのECシステムである「marbleASP」の提供を中心に事業を展開している。「marbleASP」はBtoC向けのECサイトを構築支援するシステムで、デザインの自由度、外部システムとの連携、スマートフォンなどのスマートデバイス対応など常に顧客企業のニーズに対応するよう機能を強化し、「ネットスーパー用システム」や「お歳暮/お中元用システム」として活用されている。15年1月末時点において、通常ECサイトで23サイト、ネットスーパーサイトでは6サイト、お歳暮/お中元システム導入は500サイトで利用されている。
収支の状況
14.6期に続いて15.6期も増収増益の見通し
■14.6期実績
 CMP事業では、事業取得により当期から保険ゲート、サイクルスタイル、チャレンジング・ジャパンの運営を開始し、当期末時点では事業全体で18ジャンル30個のWebメディア、コンテンツを保有している。それに伴いCMP事業のPV数は月平均PV数が90,537千PV(前期比137.3%)に増加した。また、「出版事業の再生」として「パズル専門雑誌」を8誌、M&Aにより取得した。

 以上の結果、当セグメントの売上高は対前期比+52.1%の増収となり、セグメント利益は同+110.5%の増益となった。

 CMS事業では、リサーチソリューションにおいてCMP事業との連携によりWebメディア側のタイアップ広告に調査データを盛り込むなどの提案を行い、新規顧客の獲得を行ったものの、従来からの顧客が調査費用削減を行った結果、受注件数が減少した。またECソリューションは大型のECサイト構築の受注があり受託開発業務は増加したものの、運用更新業務における1件あたり単価が減少したため、微増となった。

 以上の結果、当セグメントの売上高は対前期比マイナス5.1%の減収となり、セグメント利益は同マイナス57.1%の減益となった。

 以上の結果、全体の売上高は対前期比+27.7%の増収となり、営業利益・経常利益はともに同+約30.0%の増益となった。

株式の状況
ストックオプションは大半が即行使可能、VC出資はロックアップの対象に
 ストックオプションの未行使残高があり、大半は上場直後から行使可能となる。ベンチャーキャピタルからの出資もあり、シェアも大きいが、こちらは全数がロックアップの対象となっている。ストックオプションの行使動向には注意が必要だが、極端に大きいわけではない。

A. 発行済み株式数 4,787,100株(単元100株、14.12に1:100株式分割後)
B. 公募 350,000株(うち自己株式の処分3,000株)、増資によるオーバーアロットメント なし
C. 売出し 598,700株(売出し元は会社関係者83千株、残はベンチャーキャピタル)、既発株のオーバーアロットメント 142,300株
D. ストックオプション等の残高総数 395,000株
 E. うち潜在株式に算入する数 310,600株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 5,444,700株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 1,994,000株
既存株主へのロックアップ情報:ベンチャーキャピタル7組合、一般法人4社、会社関係者2名に対して90日間。ベンチャーキャピタルと法人は発行価格の1.5倍以上での市中売却は可能。対象株数は4,362,500株。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
06年3月  59,600株 375円 08年4月〜16年3月
07年3月  37,100株 500円 09年8月〜17年3月
12年2月 213,900株 380円 14年7月〜22年7月
13年6月  55,600株 400円 15年7月〜23年6月
14年9月  28,800株 520円 16年11月〜24年9月

 目論見書でのイードの想定発行価格は1,400円で、この価格に基づく公募によるイードの手取り概算額は約443百万円とされている。

 資金使途は、新規スマートフォン用アプリの利用促進費など新規サービスの広告費及び販売促進費に36百万円、人材紹介会社を通じたエンジニア採用など人材採用費用に6百万円、「iid-CMP」システム増強のためのエンジニア採用など人員増による人件費に90百万円、残額は、戦略的な事業規模拡大の資金等に充当する予定。

 戦略的な事業規模拡大としては、主にCMP事業にてまだ保有していない業種、ジャンルのWebメディア、コンテンツの事業取得費用や、出版事業の再生を具現化するためのM&A費用、オウンド・メディアの拡大を行うためのサービス開発費用等を想定している。

情報開示の状況
開示なし
 イードのウエブサイトには、2月22日時点で投資家向け情報開示のページは設置されていない。


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