3906 ALBERT_IPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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ALBERT(3906 東証マザーズ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:情報・通信業

当面は高い評価が期待できる
 データ分析関連のITビジネスを取り扱っており、足元の業績の伸びは目覚ましい。14.12期業績予想のEPS(法人税考慮後約55円/株)に基づく、想定されている公募価格のPERは約40倍強となる。一定の成長性は既に織り込まれているものの、マーケットの評価としては更に高い水準も十分期待できる。

 リスク要因としては、当面はロックアップや行使制限によって影響が限定的となっているベンチャーキャピタルの出資分やストックオプション行使の行使制限解除後の動向があげられる。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 12/12 13/12 14/9 14/12予
売上高(百万円)
411
57.7%
648

688
41.7%
918
営業利益(百万円)
17
207.8%
51

186
224.9%
167
経常利益(百万円)
17
208.7%
53

181
203.2%
161
当期利益(百万円)
17
454.7%
94

170
77.1%
167
総資産(百万円)
純資産(百万円)
201
127
336
221
507
391
--
--
株主資本比率(%) 63.2% 65.8% 77.1% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
8.6%
13.4%
15.8%
42.6%
35.8%
43.4%
--
--
発行済株式数 2,088.8 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
8
45
45
106
81
187
80
--
配当(円/株) -- -- -- --

事業概要
ビッグデータの統合管理・分析コンサルティング、マーケティング施策に活用するためのシステムの提供
 ALBERTは「分析力」をコアに、顧客企業の保有する様々なデータを解析し、顧客企業の効率的なマーケティング活動を支援するマーケティングソリューション事業を展開している。事業は、マーケティングプラットフォームと、アナリティクス・コンサルティングに区分される。

 マーケティングプラットフォーム事業では、統計を活用し高度なデータ分析を行うアナリティクス領域と、大量のデータ処理やプラットフォーム構築などを行うエンジニアリング領域からなる高度な分析力によって、自社開発したプライベートDMP「smarticA!DMP」を提供するサービスを展開している。

 「smarticA!DMP」は下記内容から構成されている。

・ 主にECサイト上などでユーザーごとにパーソナライズされたおすすめを表示するレコメンドサービス「おまかせ!ログレコメンダー」
・ 蓄積された大量のデータを解析してマーケティング施策のためのルールを演算するシステム「smarticA!データマイニングエンジン」
・ 演算されたルールに従ってWeb、メール、コンタクトセンターなどオムニチャネルにより顧客に接し、顧客ひとりひとりの属性に応じたマーケティングを実現するためのキャンペーンシナリオシステム「smarticA!キャンペーンマネジメント」
・ 企業内に散在するデータを統合し蓄積するデータベース「DWH」
・ 蓄積された大量の行動履歴データを解析してユーザに最適な広告を配信する「行動ターゲティング広告システム」

 アナリティクス・コンサルティング事業では、企業からデータを拝受して分析し、マーケティングの示唆やマーケティングオートメーションシステムの設計を指南する分析コンサルティング、顧客分析/商圏分析/商品分析/広告分析等の課題解決に必要な各分析メニュー、統計解析関連に深い知見を持つ講師陣を豊富に揃え企業に派遣して講義をするデータサイエンティスト養成講座などを展開している。

情報開示の状況
開示なし
 ALBERTのウエブサイトには、1月18日時点で投資家向け情報開示のページは設置されていない。
収支の状況
13.12期実績、14.12期予想共に営業・経常利益は倍増ペース
■13.12期実績
 13年5月には、プライベート・データマネジメントプラットフォーム構築請負サービス「smarticA!DMP」をリリースした。また、「この商品を見た人は、こんな商品も見ています」などに代表されるレコメンド機能は、様々なサイトで見かけるようになり、ALBERTのパッケージ製品「おまかせ!ログレコメンダー」も大手企業から中小企業まで導入実績は300サイトを超え、認知度は高まってきたものの、導入サイト閉鎖による契約解除や、近年は競合製品の台頭も影響している。

 また、蓄積された大量の行動履歴データを解析してユーザに最適な広告を配信する「行動ターゲティング広告システム」を活用した広告最適化ソリューション提供は、本格参入から2年目となり、レコメンド特化型DSP、広告配信の最適化、広告クリエイティブの最適化等のほか、オンライン・マーケティングで注目されているアトリビューション分析のモデル開発にも注力し、サービス提供を開始した。

 以上の結果、当期の売上高は対前期比+57.7%の増収となり、営業利益・経常利益は共に対前期比で倍増以上の増益となった。

株式の状況
VC出資とストックオプションが大量にあるがロックアップと行使制限により、当面の影響は限定的
 ベンチャーキャピタルからの出資が大量にあるものの、ロックアップの対象となっている。また、ストックオプションの未行使残高も大量にあるが、こちらも大半に関しては行使制限が付されているため、実施的には上場後半年間の行使は出来ない内容となっている。

 従って、ベンチャーキャピタルからの出資とストックオプションの未行使残高が大量にあるものの、結果的には上場後当面の株式需給に与える影響は限定的とみられる。

A. 発行済み株式数 1,830千株(単元100株、14.10に1:100株式分割後)
B. 公募 200千株、増資によるオーバーアロットメント 46,300株
C. 売出し 108,800株(売出し元はベンチャーキャピタル88.8千株、残は会社関係者)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 269,400株
 E. うち潜在株式に算入する数 12,500株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 2,088,800株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 548,800株
既存株主へのロックアップ情報:ベンチャーキャピタル10社、会社関係者15名他に対して90日間。対象株数は1,390,300株。但し、発行価格の1.5倍以上での市中売却は可能。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
06年4月  2,000株 500円 08年4月〜16年4月
07年3月 10,500株 200円 09年3月〜17年3月
10年4月   500株 500円 12年4月〜20年4月(*)
12年4月 169,700株 200円 14年4月〜22年4月(*)
12年4月  21,600株 200円 14年4月〜22年4月(*)
13年3月  13,500株 200円 13年3月〜23年3月(*)
13年12月 56,700株 200円 15年12月〜23年12月(*)
*上場日から3年以内は経過期間に応じた行使制限付き。(上場後半年間は行使不可。)

 目論見書でのALBERTの想定発行価格は2,350円で、この価格に基づく公募によるALBERTの手取り概算額は約426百万円とされている。

 別途予定されている第三者割当増資の手取概算額上限約100百万円と合わせた資金使途は、本社移転及び研修施設構築費用に46百万円、本社移転に伴う賃料増額分に120百万円、データ・アナリスト及びシステムエンジニア等の採用・育成に係る人件費に270百万円、ネットワーク負荷に対応するためのインフラ増強費用に90百万円を充当する予定。


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