3687フィックスターズIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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フィックスターズ(3687 東証マザーズ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:情報・通信業

株式需給には考慮必要だが、高い評価が可能
 足元の業績の伸びは目覚ましいものがある。14.9期業績予想では、対前期比+50%超の経常増益の見通しとなっているが、第一四半期の実績をみると、達成は可能と思える状況となっている。

 14.9期業績予想のEPSに基づく、想定されている公募価格のPERは約19倍となる。足元の成長性を考慮すると、ストックオプションの行使とVC保有株式の流通リスクはあるものの、更に高い評価をすることは可能とみる。


連結データ(肩は対前期比(%))
決算期 12/9 13/9 13/12 14/9予
売上高(百万円)
1,442
19.7%
1,726

657
61.9%
2,794
営業利益(百万円)
206
23.1%
253

142
61.1%
408
経常利益(百万円)
200
29.0%
258

144
50.6%
388
当期利益(百万円)
105
61.4%
169

87
40.0%
237
総資産(百万円)
純資産(百万円)
921
436
1,061
685
1,152
738
--
--
株主資本比率(%) 47.4% 64.6% 64.1% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
21.7%
24.0%
24.3%
24.7%
12.5%
11.8%
--
--
発行済株式数 1,318.1(修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
80
331
128
520
66
560
180
--
配当(円/株) 20 30 -- 55

事業概要
マルチコアプロセッサ関連事業
 フィックスターズグループは、当社フィックスターズと米国子会社1社から構成され、マルチコアプログラミングやストレージの入出力の高速化など、最先端のソフトウエア技術や高性能なハードウエアを活用し、ビジネスのスピードアップを図りたいという顧客ニーズに応える、トータルソリューションを提供している。

 フィックスターズグループでは、2008年からPlayStation(R)3のメインプロセッサにも用いられているマルチコアCellを使ったソフトウエアの開発に取り組んできた。 2013年からは、ストレージの高速処理に着目し、従来からとりくんでいるマルチコアに加えて、ビッグデータ時代を見据えた基盤技術の開発に取り組んでいる。

 また、フィックスターズグループでは、自社が行うソフトウエア開発に派生して生じるOSやミドルウエア、基盤となるハードウエアの開発・提供も行っている。

 注力分野は以下の通り。
・ ヘルスケア: 画像検査装置、ゲノム解析
・ 産業機器: PLC、自動車、画像検査装置
・ モバイル: モバイル用ストレージ・メモリ、イメージセンサー
・ 金融: デリバティブ、リスク計量、マーケット情報管理
情報開示の状況
開示なし
 フィックスターズのウエブサイトには3月24日時点で、投資家向け情報開示のページは設置されていない。
収支の状況
14.9期は大幅増収増益の見通し
■13.9期
 ソフトウエアサービスでは、医療・検査機器向けの組み込みソフトウエア開発の分野でフィックスターズの技術力が評価され、営業を伸ばしたほか、車載用の画像処理等のソフトウエアの開発プロジェクトをスタートさせた。金融分野では、リスク評価関連の受注が継続、大手都市銀行に提供した商品も安定的に稼働した。

 ハードウエア基盤分野では、画像処理プロセッサ搭載の演算ボード等の量産納入が本格化し、売上を伸ばした。

 以上の結果、売上高は対前期比+19.7%の増収となり、営業利益・経常利益も同+23.1%、+29.0%の増益となった。

株式の状況
ストックオプション行使可能残高とVC保有株式は、合算すると規模大
 ストックオプションの未行使残高があり、その半数強は上場直後から即行使可能となっている。また、ベンチャーキャピタルからの出資があり、その全数がロックアップ対象外であり、こちらも上場直後からマーケットに出てくる可能性がある。

 即行使可能なストックオプションとVC保有株式数を合計すると、発行済株式数の1割を超えるシェアとなり、考慮が必要なレベルとなる。

A. 発行済み株式数 1,128千株(単元100株、13.4に1:100株式分割後)
B. 公募 100千株、増資によるオーバーアロットメント 18,600株
C. 売出し 24千株(売出し元は主に会社関係者)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 121,500株
 E. うち潜在株式に算入する数 71,500株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 1,318,100株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 140,500株
既存株主へのロックアップ情報:会社関係者19名と1社に対して90日間。対象株数は、約824千株。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
07年2月  26,000株 1,000円 10年2月〜15年2月
07年12月 23,000株 2,500円 10年12月〜15年12月
07年12月  2,500株 2,500円 10年12月〜15年12月
07年1月  2,000株 2,500円 10年12月〜15年12月
08年12月  2,000株 2,500円 11年1月〜15年12月
10年12月 12,000株 2,500円 13年12月〜18年12月
11年12月 50,000株 3,000円 14年12月〜21年12月

 目論見書でのフィックスターズの想定発行価格は3,350円で、この価格に基づく公募によるフィックスターズの手取り概算額は約287百万円とされている。

 別途予定されている第三者割当増資による手取り概算額上限57百万円と合わせた資金使途は、人員増強に伴う大船事業所の整備資金に23百万円、基幹業務システムの整備資金に20百万円、エンジニアの採用のための採用教育費に31百万円、残額はフラッシュメモリを高密度実装し、従来のハードディスクに代替する低消費電力・省スペースのストレージの開発とそのストレージ向けのソフトウエア開発に関する研究開発費に充当する予定。



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