3180ビューティーガレージIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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ビューティーガレージ(3180 東証マザーズ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:卸売業

やや強気な価格設定か
 ネット関連事業で、かつ、取り扱う商品も華やかなイメージの強い商品であり、基本的に銘柄の与える印象には派手さがある。ただ、足元の業績をみると、12.4期は高い利益伸び率を示したものの、13.4期の伸びは意外に低い印象を受ける。

 13.4期の業績予想ベースEPSに基づく、想定されている公募価格のPERは約15倍となる。強気な公募価格設定にする背景は理解できなくもないが、足元の業績の伸びを考慮すると、やや強気すぎるイメージ。


連結データ(肩は対前期比(%))
決算期 11/4 12/4 12/10 13/4予
売上高(百万円)
4,057
7.1%
4,346

2,531
20.7%
5,244
営業利益(百万円)
175
42.9%
250

148
17.2%
293
経常利益(百万円)
175
44.0%
252

147
17.5%
293
当期利益(百万円)
94
56.4%
147

83
16.3%
171
総資産(百万円)
純資産(百万円)
1,243
525
1,554
678
1,659
761
--
--
株主資本比率(%) 42.2% 43.6% 45.9% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
14.1%
17.9%
16.2%
21.7%
8.9%
10.9%
--
--
発行済株式数 1,195.6 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
79
439
123
567
69
637
143
--
配当(円/株) -- -- -- --

事業概要
インターネットを利用した理美容/エステ用品・機器・化粧品の通信販売、インターネットを利用した情報提供サービス等
 ビューティーガレージは、当社ビューティーガレージと連結子会社2社から構成されており、理美容室、エステサロン、ネイルサロン等のビューティーサロンを主要顧客として、物販事業、店舗設計事業、その他周辺ソリューションを行っている。

 物販事業では、従来、営業マンによるルートセールスを中心としたディーラー販売が主流であったBtoB美容商材流通において、登録会員事業主数15万超(12年11月末)を有するプロ向け理美容商材インターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を自社にて開発・運営している。

 また、インターネットサイトのほかに、年1〜2回発行される通販カタログ誌、全国12ヶ所のショールームを通じた対面販売と、ネットとリアルを連携融合した販売スタイルを持ち、国内外のメーカー・工場から仕入れたナショナルブランド商品と、自社で企画・開発した多数のオリジナルブランド商品を一切の中間流通を取り除いてダイレクトにビューティーサロンに提供している。

 物販事業の周辺ソリューション事業として、ビューティーサロンを開業するオーナーに対して、居抜き不動産物件の仲介、開業資金の調達支援、サロン内装のデザイン・設計・施工管理、サロンスタッフの人材紹介など、また開業後のオーナーに対しては、サロンIT化のためのシステム導入、サロン向け保険、WEB制作や広告プロモーション、講習会運営やe-ラーニング等の教育事業を提供し、サロンの新規開業支援と経営支援をワンストップサービスで行えるよう、全面的にサポートする体制を目指している。

 これらのその他周辺ソリューション事業においても、商品の販売・中古理美容機器の買取・各種サービスの情報提供や問合せ受付を行うための11のパソコン用インターネットサイトがある。
収支の状況
12.4期は大幅増益を達成、13.4期も伸び率は低下するが増益見通し
■12.4期実績
 物販事業では、運営するプロ向け理美容商材インターネット通販サイトで、利便性の向上や低価格商品中心とした品揃えの強化を行い、新規顧客の開拓と既存顧客のリピート率向上を図ると共に、廉価でデザイン性の高いオリジナルブランド理美容機器の投入や化粧品のラインナップの拡張を行い、利益率の確保と販売量の拡大に努めた。この結果、同セグメントの売上高は対前期比+31.9%の増収、セグメント利益は同+57.7%の増益となった。

 店舗設計事業では、従来受注案件の多くを占めていた小型案件や個店案件に加えて、ビューティーサロンを展開するチェーン本部からの案件の獲得に成功した結果、セグメント売上高は対前期比+43.8%の増収、セグメント利益は同+264.0%の増益となった。

 以上の結果、全体の売上高は対前期比+7.1%の増収となり、営業利益・経常利益でも同+40%超の増益となった。

株式の状況
売出対象以外のVC保有株式も初期に放出される可能性あり
 ストックオプションの未行使残高はあるが、希薄化効果は大きいものではない。ベンチャーキャピタルからの出資は180千株あり、このうち60千株は売出対象となっている。残120千株はロックアップの対象からはずれており、公募と同様に初期段階から市中に放出されると想定したほうが良いと思われる。

 ベンチャーキャピタル以外の主要既存株主はロックアップの対象となっている。

A. 発行済み株式数 1,058千株(単元100株、12.10に1:200株式分割後)
B. 公募 95千株、増資によるオーバーアロットメント 20千株
C. 売出し 124千株(売出し元はベンチャーキャピタル60千株、残は会社関係者等)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 22,600株
 E. うち潜在株式に算入する数 22,600株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 1,195,600株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 180千株
既存株主へのロックアップ情報: 会社関係者15名に対して180日間。対象株数は854,200株。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
05年12月 9,400株 500円 08年1月〜13年2月
07年7月 10,400株 1,125円 09年8月〜14年8月
08年4月 2,800株 1,125円 10年5月〜15年5月

 目論見書でのビューティーガレージの想定発行価格は2,150円で、この価格に基づく公募によるビューティーガレージの手取り概算額は約178百万円とされている。資金使途は、設備資金に135百万円、運転資金に43百万円を充当する予定。

 設備資金の内訳は、大型ショールーム新設に50百万円、物販事業における物流センター拡張のための資金に20百万円、インターネット通販サイト強化の資金に24百万円、その他周辺ソリューション事業におけるWEBサイト構築・強化に26百万円、業務支援システム強化に7百万円、社内インフラ・ネットワーク環境整備等に8百万円を充当する予定。

 別途予定されている第三者割当増資による手取り概算額約40百万円は、物販事業における商品ラインナップ拡充に向けた商品の購入資金に充当する予定。

情報開示の状況
開示なし
 ビューティーガレージのウエブサイトには1月16日時点で、投資家向け情報開示のページは設置されていない。


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