4929アジュバンコスメジャパンIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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アジュバンコスメジャパン(4929 東証二部)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:化学

想定されている公募価格水準以上に評価できる材料は見当たらない
 13.3期業績予想で、当期利益は前期の大幅減の反動増であり、基本的な状況としては、売上は微増の見込みに対して、営業費用増のよって営業利益・経常利益は、2期連続で対前期比で減益となる見通しとなっている。

 13.3期業績予想ベースのEPSに基づく、想定されている公募価格のPERは約10倍となっている。現状ではこれ以上に評価できるポイントは見当たらない。公募資金によって香港への出店を行う模様であり、海外展開による業績拡大に期待したい。


連結データ(肩は対前期比(%))
決算期 11/3 12/3 12/9 13/3予
売上高(百万円)
4,064
2.0%
4,145

2,271
5.3%
4,366
営業利益(百万円)
980
-4.2%
939

574
-1.3%
927
経常利益(百万円)
979
-3.4%
946

558
-8.0%
870
当期利益(百万円)
535
-48.4%
276

324
73.8%
480
総資産(百万円)
純資産(百万円)
4,213
1,990
4,413
2,429
4,933
2,725
--
--
株主資本比率(%) 47.2% 55.1% 55.2% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
23.2%
26.9%
21.4%
11.4%
11.3%
11.9%
--
--
発行済株式数 3,781.2 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
141.5
526
73.0
642
85.7
721
126.9
--
配当(円/株) 10 10 -- 40

事業概要
化粧品等の商品企画、研究開発、販売
 アジュバンコスメジャパングループは、当社アジュバンコスメジャパンと連結子会社1社により構成されており、美容室・理容室・エステティックサロン(サロン)向けアジュバン化粧品の商品企画、研究開発、販売を主な事業としているほか、これに附帯するサービス業務を営んでいる。

 商品販売については、アジュバンコスメジャパンから代理店経由又は直接サロンに商品を販売し、サロンが消費者へカウンセリングによる販売を行っている。アジュバンコスメジャパンではサロン向けに商品の説明及び販売への知識・技術の提供を行い、カウンセリング&エステティックセミナー、ベーシックセミナー等のセミナー、体験会を実施している。

 アジュバンコスメジャパンの取扱い品目は、次の3区分。
■スキンケア/ クレンジング、洗顔料、化粧水、美容液、マスク、保湿クリーム、化粧下地、メイクアップ
■ヘアケア/ シャンプー、トリートメント、頭皮用クレンジング、頭皮用ローション、スタイリング
■その他/ ボディケア、サプリメント、MAPシステム

 MAPシステムは総合的なサロン経営サポートシステムであり、主な機能は次の通り。
1. 予約受付、顧客管理、スタッフ分析などの顧客管理機能
2. WEB予約、メール配信、ショッピングサイトなどのWEB機能
3. 売上・在庫管理、経営分析、勤怠管理などの経営分析機能

収支の状況
13.3期は増収だが、費用増により営業・経常減益の見通し
■12.3期
 12.3期は、商品展開としては、基礎化粧品シリーズであるAEシリーズより洗顔石鹸、化粧水、美容液のリニューアル、立体型シート状美容液マスク、栄養機能食品の販売を開始し、更に、顧客の固定化を図るために、ホームカラーとサロンカラーの差別化を図るヘアサロンにしかできないサービスの向上に関する情報提供、教育をサロンに向けて進めるとともに、その他頭皮頭髪保護を目的としたプロユースのヘアカラーのトリートメントメニューやホームケアの重要性を推進する活動に取組んだ。

 また、顧客管理機能と顧客分析機能を搭載したサロン経営戦略システム「MAPシステム」によりサポート体制を充実させ、サロンとのより強い信頼関係づくりに努めたほか、11年9月に岡山市北区下石井に岡山営業所、石川県金沢市鞍月に金沢営業所を開設した。

 以上の結果、当期の売上高は対前期比+2.0%の増収となったものの、販売費及び一般管理費で、人員の増加に伴う役員報酬・給与の増加と、営業用タブレットPC及び周辺機器購入による消耗品費の増加、事業税の増加に伴う租税公課の増加が発生したため、要営業利益・経常利益では同マイナス3-4%の減益となった。更に、当期利益では、過年度法人税等の発生に伴い、同マイナス48.4%の減益となった。

株式の状況
特に問題点は見当たらない
 ベンチャーキャピタルからの出資はなく、ロックアップのカバー率も十分に高い。ストックオプションの未行使残高があるものの、半数以上は当面行使不可能となっている。株式需給面では、取り立てて問題となる点は見られない。

A. 発行済み株式数 2,884,200株(単元100株、12年6月に1:3株式分割後)
B. 公募 750千株、増資によるオーバーアロットメント なし
C. 売出し 250千株(売出し元は会社関係者2名)、既発株のオーバーアロットメント 150千株
D. ストックオプション等の残高総数 393千株
 E. うち潜在株式に算入する数 147千株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 3,781,200株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 0株
既存株主へのロックアップ情報:会社関係者7名と法人2社に対して90日間。但し、発行価格の1.5倍以上での市中売却は可能。対象株数は約2,759千株。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
10年2月 147,000株 573円 12年3月〜20年1月
12年2月 246,000株 924円 14年3月〜22年1月

 目論見書でのアジュバンコスメジャパンの想定発行価格は1,350円で、この価格に基づく公募によるアジュバンコスメジャパンの手取り概算額は約906百万円とされている。資金使途は、長期借入金の繰上返済に706百万円、香港出店の出店費用に80百万円、香港出店の運転資金に120百万円を充当する予定。

情報開示の状況
開示あり
 アジュバンコスメジャパンのウエブサイトには、既に投資家向け情報開示のページが設置されている。上場関連の資料が掲載されている等、上場前段階としては、十分な開示内容となっている。


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