7819SHO-BI IPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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SHO-BI(7819 JASDAQ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:その他製品

安定しているが、今後の成長性をイメージしにくい点が難点
 09.9期の業績予想によるEPS約38円に対して、想定されている公募価格のPERは約10倍強となる。足元では増益基調は維持しており、一定の成長性を持っていると考えると、公募価格は一定のディスカウントが考慮されているとみることが出来る。

 但し、目論見書を見る限り、販売先の開拓や海外取引による原価低減策の実施など、今後の事業拡大、利益拡大に関する具体的な戦略がイメージできる資料が提出されておらず、これからどうやって企業価値を増大させていくのかのポイントが見えてこない。漫然と安定した業績だということであるならば、公開想定されている公募価格以上の株価を期待することは難しい。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 07/9 08/9 09/6 3Q 09/9予
売上高(百万円)
11,641
4.3%
12,143

9,464
0.7%
12,231
営業利益(百万円)
492
36.2%
669

735
16.5%
780
経常利益(百万円)
679
23.9%
841

931
11.7%
940
当期利益(百万円)
376
25.2%
471

532
9.3%
515
総資産(百万円)
純資産(百万円)
8,458
2,843
8,855
3,089
9,858
3,376
--
--
株主資本比率(%) 33.6% 34.9% 34.3% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
8.0%
13.2%%
9.5%
15.3%
9.4%
15.7%
--
--
発行済株式数 13,410 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
28.1
212.0
35.1
230.3
39.6
251.8
38.4
--
配当(円/株) 15 20 -- 20

事業概要
化粧雑貨、服飾雑貨およびキャラクター雑貨等の商品の小売業者、卸売り業者等への販売
 SHO-BIグループは、当社SHO-BIと粧美堂日用品(上海)有限公司から構成されており、化粧雑貨、服飾雑貨、キャラクター雑貨等の商品を小売業者、卸売り業者等に販売することを主たる業務としている。

 顧客志向にマッチした商品群の提案を行うという卸売り機能に加えて、販売部門と企画部門が一体となって、「品質、企画、価格」の三点を重視して自社で商品を企画し、国内外の外部メーカーに生産委託を行う機能を持っている。それらの機能を活用した販売先のOEM商品の受注販売も積極的に展開している。

 キャラクター雑貨では、ウォルト・ディズニー・ジャパンやサンリオ等の版権元からキャラクターの商品化許諾を受けて商品化された化粧雑貨、服飾雑貨等の雑貨を取り扱っている。SHO-BIでは自社企画商品の付加価値を高め、他社製品との差別化を図る観点から、版権元からキャラクターの商品化許諾を受けて、SHO-BIでキャラクター雑貨の商品化を行っている。

 SHO-BIでは事業部門を販売先の売り場別に、ヘルス&ビューティー事業部門と、ファンシー・キャラクター事業部門、その他事業部門に三区分している。

 ヘルス&ビューティー部門では、主に量販店、ドラッグストア等の化粧品売り場、ヘルス&ビューティーグッズ売り場等で、化粧雑貨、服飾雑貨等の販売を行っている。

 ファンシー・キャラクター事業部門では、主に量販店・専門店等のファンシー・キャラクターグッズ商品を取り扱う売り場等で、キャラクター雑貨、化粧雑貨等の販売を行っている。

 その他事業部門では、上記2部門に属さない事業として、100円均一ショップ、コンビニエンスストア等へ化粧雑貨、服飾雑貨、キャラクター雑貨等の販売を行っている。
収支の状況
08.9期ほどではないが、09.9期も増益見通し
 08年9月期は、ヘルス&ビューティー事業部門では、つけまつ毛シリーズが好評だったほか、原油の高騰等による消費者のECO意識の高まりを受けて企画したECOバッグや湯たんぽの販売が好調に推移したことから、売上高は対前期比+約10%の増収となった。

 ファンシー・キャラクター事業部門では、幼児・プレスクール等低年齢層向けのテレビアニメキャラクターについては、ヒットキャラクターが少なかったものの、中学・高校生以上をターゲットとしたキャラクター商品については、癒しを求める消費者意識の高まりを受けて、好調に推移した。また、大手小売業者等と共同で取り組んだ自社開発キャラクターグッズの販売も順調に拡大し、売上高は対前期比+約4%の増収となった。

 その他事業部門では、コンビニエンスストア向け販売が順調に拡大したものの、主力事業である100円均一ショップ向け商品販売の成長が鈍化したことから、売上高は対前期比マイナス約8%の減収となった。

 以上の結果、全体の売上高は対前期比+約4%の増収、コスト面では、原油をはじめとする原材料価格の高騰に対して、国内一般仕入れから海外協力工場との直接貿易にシフトすることでコスト増をカバーしたこと等から、営業利益では、対前期比+約36%の増益となった。

表1 事業部門別の販売実績(百万円、前期比%)
                  08.9期  09.3中
ヘルス&ビューティー  4,376 +10.1% 2,295
ファンシー・キャラクター 5,838  +4.8% 3,142
そ     の     他  1,927 -8.0%  929
合           計  12,142 +4.3% 6,367

 09年9月期業績予想では、売上高は世界的な不況を背景とした消費不振の状況が続く前提で、対前期比でほぼ横這いの約12,230百万円としている。自社企画商品の企画開発に注力して、中国等海外での生産委託によって売上原価を低減させる計画を織り込み、売上総利益率では、対前期比+約10%増を見込んでいる。

 販売費・一般管理費では、人員増に伴う人件費の増加や、自社企画商品のデザイン作成等を含めた販売促進費の増加、東京本社事務所の増床に伴う家賃地代の増加、営業活動のための旅費交通費の増加等を織り込み、対前期比+約8%の増加を見込んでいる。以上から、営業利益では対前期比+約16%、経常利益では同+約11%の増益の見込み。

株式の状況
ストックオプションなし、ロックアップあり、VCなし
 ストックオプションは存在せず、ロックアップによるカバー率も高い状態にある。ベンチャーキャピタルの出資もない。株式の需給面では、シンプルな構造になっており、特に問題点は見当たらない。

A. 発行済み株式数 12,160千株(単元100株)
B. 公募 1,000千株、増資によるオーバーアロットメント 250千株
C. 売出し 800千株(売出し元は会社関係者)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 0株
 E. うち潜在株式に算入する数 0株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 13,410千株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 0株
既存株主へのロックアップ情報: 会社関係者等7名と法人1社に対して180日間。但し、発行価格の2倍以上での市中売却は可能。対象株数は、11,165.4千株。

 目論見書での想定公募価格は400円で、この価格に基づく公募によるSHO-BIの手取り概算額は約348百万円とされている。オーバーアロットメントで予定されている第三者割当増資の手取り額約92百万円と合わせた資金使途は、社内基幹システム投資の支払い資金に210百万円を充当し、残額を借入金の返済に充当する予定。

情報開示の状況
開示ないが、ニュースリリースで今のところ網羅
 8月7日時点でSHO-BIのウエブサイトには投資家向け情報開示のページは設置されていない。但し、ニースリリースのページには、株式売り出しの決議や、目論見書、業績予想が掲載されており、情報量としては、今の段階で申し分のない状態になっている。


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