9385ショーエイコーポレーションIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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ショーエイコーポレーション(9385 大証ヘラクレス)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:倉庫・運輸関連

現状では妥当な値付けとなりそう
 09.3期業績予想では、当期利益が対前期で減益の見通しになっているが、特殊事情によって前期の当期利益が大きくなったことの反動減によるもの。事業の構造としては、転嫁時期ずれは見られるものの、最終的には原材料価格が高騰した場合も販売価格に転嫁できるシステムとなっている模様であるし、業績も順調に推移していることから、安心感はある。

 09.3期見通しベースEPS約35円に対して、想定されている公募価格のPERは約8倍となる。現在の市況を考慮すれば妥当な水準といえる。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 07/3 08/3 08/9中 09/3予
売上高(百万円)
10,602
11.0%
11,766

6,529
5.6%
12,420
営業利益(百万円)
350
13.5%
397

202
22.0%
485
経常利益(百万円)
344
8.7%
373

194
15.4%
431
当期利益(百万円)
177
124.6%
397

106
-38.7%
243
総資産(百万円)
純資産(百万円)
4,188
1,209
4,113
1,548
4,479
1,598
--
--
株主資本比率(%) 28.9% 37.6% 35.7% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
8.2%
14.6%
9.1%
25.6%
4.3%
6.6%
--
--
発行済株式数 6,941.5 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
25.4
174.2
57.1
222.9
15.3
230.2
35.0
--
配当(円/株) 5 7.5 -- 7.5

事業概要
プラスチックフィルム包装資材の企画・製造販売と、プラスチックフィルムを用いたダイレクトメールの封入封緘・配送
 ショーエイコーポレーションは、プラスチックフィルムを主材料とした包装資材の企画・製造・販売を行うパッケージ事業と、プラスチックフィルムを用いたダイレクトメールの封入・封緘と配送ソリューションを展開するメディアネットワーク事業とを行っている。

 パッケージ事業では、プラスチックフィルム製梱包資材の専門メーカーとして、デザインの企画から製造・販売を行っている。製造工程では、工程ごとの協力会社を作り、アウトソースしている。

 主な製品としては、コンビニエンスストアなど小売店の店頭ディスプレイに使用するヘッダー付吊り下げ袋(ネオパック)や、文具用品・日用雑貨・衣服向けのサイドシール、食品用・輸送用などの包装資材を提供している。

 メディアネットワーク事業では、パッケージ事業で培ったフィルムラッピングのノウハウを土台に、カタログや冊子などダイレクトメールの自動封入・封緘から、出来上がったダイレクトメールを一般消費者の手元に配送する配送システムまでを一気通貫型のサポートサービスで提供している。

情報開示の状況
開示は、まだ
 11月14日時点で、ショーエイコーポレーションのウエブサイトには、投資家向け情報開示のページは設置されていない。上場承認のプレスリリースが掲載されている程度となっている。
収支の状況
09.3期の当期減益見通しは、前期の特殊事情の反動によるもの
 08.3期は、パッケージ事業では、原油・ナフサ価格の高止まりによる原材料価格の上昇を十分に売価転嫁できなかったことや、安価な海外製品の流入によって、従来の主力製品であるネオパック・サイドシール等の販売量が減少したことから、同事業の売上高は対前期比+約0.6%の増収に留まった。

 メディアネットワーク事業では、シューエイコーポレーションの主力顧客であるカタログ通販会社がインターネット通販に積極的な展開を見せる中で、封筒から封入・封緘・配送業務までの一気通貫サービスによって対前期比+約23%の増収となった。

 全体の売上高では、対前期比+約11%の増収となった。

表1 事業別の販売実績(百万円、前期比%)
            08.3期  08.9中
パッケージ   5,791  +0.6% 3,183
Mネットワーク 5,974 +23.3% 3,345
合     計 11,766 +11.0% 6,528

 09.3期は、原材料の価格上昇分を売価に転嫁するとともに、顧客ニーズの掘り起こしを図ることでの収益の拡大を予定し、売上高では対前期比+約5%の増収の見通し。営業利益以下の利益項目では、増収効果によって、営業利益で対前期比+約22%、経常利益で同+約15%の増益の見通し。

 当期利益については、対前期で減益だが、前期が特殊事情で法人税等の実施初的な負担が無かったものが、今期は法定実効税率並みに課税されることによる減少であり、09.3期が本来の当期利益水準となる。

株式の状況
ロックアップがないため、株式需給は既存株主の意思次第
 ストックオプションの残高があるが、ボリュームは大きいものではない。また、ベンチャーキャピタルからの出資が入っており、ロックアップの対象になっていないが、こちらもボリュームは大きくなく、全体の株式需給に大きな影響を及ぼす規模ではない。

 全既存株主に対してロックアップが付されていないが、公募前の持ち株シェアとしては、社長のシェアが圧倒的に多い状況にある。上場直後の株式需給は、最大のホルダーである社長が、自らの持分を減らすかどうかの意思次第となる。

A. 発行済み株式数 6,450千株(単元100株)
B. 公募 400千株、増資によるオーバーアロットメント なし
C. 売出し 1,400千株(売出し元は会社関係者)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 91,500株
 E. うち潜在株式に算入する数 91,500株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 6,941,500株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 225千株
既存株主へのロックアップ情報:なし

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
04年6月 91,500株  194円  06年7月〜11年6月

 目論見書での想定発行価格は265円で、この価格に基づくショーエイコーポレーションの公募による手取り概算額は約77百万円とされている。資金使途は、基幹システムと情報セキュリティ設備・社内ネットワーク管理設備の支払い資金に42百万円を充当し、残額については、運転資金に充当する予定。



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