6465ホシザキ電機IPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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ホシザキ電機(6465 東証)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:機械

久し振りの大型案件は、公募価格以上には望みにくいか
 中国などのアジア地域を中心とした海外での成長性は見られるものの、08.12期の業績予想は対前期比で減収の見通しになっている。

 08.12期業績予想ベースのEPS約55円に対して、想定されている公募価格のPERは約16倍となる。業績面では、現状では公募価格以上には評価しにくい上、公募で11万単元、公募の資金吸収額が約90億円と、久しぶりの大型上場案件となる。

 以上の状況を考えると、PBR1倍未満となるが、公募価格以上での評価はしにくいところ。もう少しウエブでの開示をしっかりした上で、海外売り出しを併行したほうが良かったのではないかと思われる。


連結データ(肩は対前期比(%))
決算期 07/12 08/6中 08/12予
売上高(百万円)
178,379

85,513
-1.6%
175,458
営業利益(百万円)
9,770

5,635
7.4%
10,494
経常利益(百万円)
9,768

5,171
-2.8%
9,495
当期利益(百万円)
3,546

2,050
19.4%
4,235
総資産(百万円)
純資産(百万円)
174,275
97,946
179,089
97,542
--
--
株主資本比率(%) 56.2% 54.5% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
5.6%
3.6%
2.9%
2.1%
--
--
発行済株式数 76,649 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
46.3
1,278
26.7
1,273
55.3
--
配当(円/株) 20 -- 20

事業概要
業務用厨房機器の研究開発及び製造販売
 ホシザキ電機グループは、当社ホシザキ電機と子会社48社から構成され、主に、業務用厨房機器の研究開発・製造・販売・保守サービスを行っている。

 ホシザキ電機グループでは、製氷機、業務用冷蔵庫、及び食器洗浄機をはじめとする各種業務用厨房機器で、省エネを実現した製品を、飲食店やスーパーマーケット等のバックヤード、オフィス空間から、農産物用の冷蔵庫や漁業用の氷などの農水産業の分野に至るまで製品を提供している。

 製品群別の事業内容・主力製品は以下の通り。

■製氷機
キューブアイスメーカー、チップアイスメーカー、フレークアイスメーカー等
■業務用冷蔵庫
業務用縦形冷蔵庫、業務用テーブル形冷蔵庫、小型冷蔵ショーケース、プレハブ冷蔵庫等
■食器洗浄機
業務用食器洗浄機、ラックコンベア式食器洗浄機、業務用器具洗浄機等
■ディスペンサ
生ビールディスペンサ、ティーサーバー、アイスクリームディスペンサ等
■その他
電解水生成装置、ネタケース、ディスプレーケース、電子レンジ、ソフトクリームフリーザー等

 また、他社仕入れ商品として、ガス機器・厨房用シンク、調理台等を取り扱っているほか、保守・勝利として、トラブルが発生した場合の修理及び部品の交換作業や、サービスマンが定期的に機会をチェックし、故障の原因となりそうな箇所があれば、調整・修理・部品の交換などを行う保守契約制度等を行っている。

情報開示の状況
開示なし
 ホシザキ電機のウエブサイトでは、11月10日時点で、投資家向け情報開示のページは設置されていない。ニュースリリースとしての上場承認のニュース掲載もない。
収支の状況
08.12期は減収見通し、当期利益は前期特別損失の反動増見込み
 07.12期は、ホシザキ電機グループでは、海外売上高比率の向上を目指して、海外の製造拠点・販売拠点の強化と販売促進に注力してきた。

07.5には、中国・蘇州の工場が開業して、ホシザキ電機グループの主力製品である製氷機・業務用冷蔵庫の生産を開始した。これによって、中国を中心としたアジア地域での製品供給の拠点が確立され、04年に設立した上海の販売会社との製造・販売一体体制によるアジア地域での市場シェアの拡大に寄与している。

 北中米市場では、06.2に買収した会社の主力商品である飲料ディスペンサと当社製品とのコラボレート化の推進などによって、大手チェーン店に向けた販売促進を行った。

 製品開発面では、従来よりも使用電力や水量の提言を実現する省エネ製品の開発に注力し、07.12期には、従来よりも約50%の節水と約30%の節電を実現した全自動製氷機を開発して販売を開始し、業務用冷蔵庫分野では、業界初となるノンフロン発泡製品の量産を開始した。衛生管理機器分野では、洗浄効果のある強アルカリ性電解水と、除菌効果のある強酸性電解水を生成する電解水生成装置の新モデルを発売開始した。(前年度に決算期を変更しているため、業績の対前期比比較は不可。)

表1 製品群別の販売実績(百万円)
           07.12期  08.6中
製  氷  機  34,737  16,154
業務用冷蔵庫  34,323  15,950
食器洗浄機    9,419   5,270
ディスペンサ   28,025  12,746
他社仕入商品  28,536  13,917
保守・修理    29,780  14,734
そ  の  他   13,555  6,740
合      計  178,379  85,513

 07.12期には、契約損失引当金を特別損失に計上したことによって、当期利益が経常利益と比較して大きく減少している。08.12期の業績予想では、大きな特別損益の発生は見込まれていない模様。

株式の状況
ストックオプションは行使条件から、潜在株式には非算入
 ストックオプションが09年1月から行使可能になるが、行使価格が公募価格を上回る状態になることが確実であり、当面は行使できないと想定して、潜在株式には算入していない。

また、ロックアップの対象外になっている株主は、金融機関・生命保険が主であり、ロックアップ対象となっている株主ともども、早急な保有株式の市中売却は、活発には起きないと考えて良いと思われる。

A. 発行済み株式数 63,449,250株(単元100株 に 株式分割後)
B. 公募 11,000,000株、増資によるオーバーアロットメント 2,200,000株
C. 売出し 4,022,900株(売出し元は会社関係者等)、既発株のオーバーアロットメント なし
D. ストックオプション等の残高総数 432,000株
 E. うち潜在株式に算入する数 0株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 76,649,250株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 0株
既存株主へのロックアップ情報:会社関係者等約100名に対して180日間。全体のロックアップ対象株式数は不明だが、主な非ロックアップ株主は金融機関・持ち株会等で、ロックアップ対象外の株式数が推定16百万株程度。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
06年9月  432,000株 1,220円 09年1月〜15年12月

 目論見書での想定発行価格は860円で、この価格に基づく公募によるホシザキ電機の手取り概算額は約8,812百万円とされている。資金使途は、全額を設備資金に充当する予定。



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