3140イデアインターナショナルIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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イデアインターナショナル(3140 大証ヘラクレス)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:卸売業

上場件数が極端に減少している中、希少性が評価されるか
 前07.6期実績と比較すると08.6期見通しは高い増収増益の見通しになっているが、前期が悪すぎたことの反動というイメージ。この成長率が今後も続くとは考えにくい。

 08.6期見通しでのEPS約170円に対して、想定されている公募価格のPERは約16倍となる。足元の業績をみると、高くも無く低くも無い公募価格の設定になっていると考える。

 ただ、最近ではIPOは月に1件ペースと減速していることから、逆に希少性が出ることも考えられる。ストックオプションの存在やVCの保有比率が高いなど、今後の株式需給は期待しにくいが、上場直後には、注目を集める可能性は十分にある。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 07/6 07/12 08/3 08/6予
売上高(百万円)
3,265

2,360

3,447
42.8%
4,662
営業利益(百万円)
147

243

285
95.9%
288
経常利益(百万円)
154

218

252
62.6%
250
当期利益(百万円)
31

92

107
285.9%
121
総資産(百万円)
純資産(百万円)
2,325
691
2,768
760
2,668
686
--
--
株主資本比率(%) 29.7% 27.5% 25.7% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
6.6%
4.5%
7.9%
12.1%
9.5%
15.6%
--
--
発行済株式数 697 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
45.0
991.9
131.5
1,090.5
153.2
984.4
173.6
--
配当(円/株) -- -- -- --

事業概要
家電・化粧品・時計・文具・雑貨等ライフスタイル商品の企画開発・販売
 イデアインターナショナルは、時計や軽家電などデザイン性の高いインテリア雑貨やオーガニック化粧品等、住ライフスタイル商品に関するオリジナル商品の企画・開発・販売と、セレクトブランド商品の販売を主たる事業として、その他にコンサルティング等の手数料収入がある。

 オリジナルブランド商品では、社内外のデザイナーと共同で商品を企画・開発しており、セレクトブランド商品については、国内外のブランドホルダーからの商品仕入れを行っている。

 販売チャネルは、主にインテリアショップ等の専門店に対する販売と、直営店による小売、セールスプロモーションを行う法人等に対する販売があり、これらの販売チャネルを通じて、一般消費者へ商品供給を行っている。

 直営店は、インテリアセレクトショップ「Idea Frames」、「Idea Seventh Sense」、オーガニック化粧品専門ショップ「Agronatura」、セレクト家電ショップ「Idea Digital Code」と、アウトレットショップ「Idea Outlet」の5業態を展開している。

情報開示の状況
開示なし
 6月24日時点で、イデアインターナショナルのウエブサイトには、投資家向け情報開示のページは設置されていない。


収支の状況
08.6期は対前期で大幅な増収増益の見通しだが、前期が悪すぎた面も
 07.6期は、品種別の販売実績では、オリジナルブランド商品で、本格的なオーガニック化粧品の売上が伸びたものの、量販店向けブランドの取り扱いを前年度末に終了した影響等によって、対前期比マイナス約2%の減収となった。セレクトブランド商品では、対前期比+約18%の増収。

 販売形態別では、年度内に福岡・名古屋・六本木・丸の内に新規出店を行い、07年5月からは、オーガニック化粧品のインターネット販売を廃止した。これらの結果、小売業態での売上高の比率は12.1%となった一方、小売店舗の展開による出店コストや店舗要員確保のコストが増加。

 以上によって、売上高では対前期比+約2%の増収となったものの、営業利益では対前期比で微減となった。また、店舗の減損処理等が発生したことで、当期利益は対前期比マイナス約52%の減益となった。

 07.12中間期では、卸売り形態で、既存の得意先に加えてカメラの専門店からのOEM商品の特注があり、また、小売業態では、名古屋・大阪梅田・立川・有楽町マルイ・大阪難波に新規出店を行った。

表1 品種別・形態別の販売実績(百万円、前期比%)
【品種別】         07.6期  07.12中
オリジナルブランド商品 2,439 -2.4% 1,691
セレクトブランド商品    823 +18.0% 650
手 数 料 収 入       2  --   19
合           計  3,265 +2.1% 2,360

【販売形態別】 07.6期  07.12中
卸 売 業  2,867  -8.3% 1,841
小 売 業   395 +479.5% 499
手数料収入   2   --    19
合    計  3,265 +2.1% 2,360

 08.6期は前期と比較して大幅な増収増益の見通しになっている。第三四半期までの実績の進捗状況をみると、十分に達成ペースなので、見通しの達成には問題ないように見える。前期と比較しての増収率・増益率が高いのは前期の特殊要因的なものもあり、成長率が高いというよりは、前期が悪すぎた反動というイメージに見える。

株式の状況
公開後6ヶ月経過以降の需給状況には期待しにくい
 ストックオプションの未行使残高は約70千株あり、行使された場合の希薄化効果は約10%と無視できない規模になっている。ただし、株式公開後6ヶ月以降しか行使できないことになっているので、当面の株式需給には影響しない模様。

 ストックオプションの行使価格が想定公募価格と比べて低い点に加えて、ベンチャーキャピタルの保有ウエイトが高い点、ロックアップの対象が過半数を少し上回る程度であり、ロックアップのカバー率が高いとは言えない点と、株式需給に関してはネガティブな要素が目に付く。

A. 発行済み株式数 644,500株(単元100株、07.12に1:2、08.4に1:100株式分割後)
B. 公募 52,500株、増資によるオーバーアロットメント なし
C. 売出し 47,500株(売出し元はVC17,500株、他法人30,000株)、既発株のオーバーアロットメント 5,000株
D. ストックオプション等の残高総数 70,800株
 E. うち潜在株式に算入する数 0株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 697,000株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 169,900株
既存株主へのロックアップ情報: ベンチャーキャピタル1社の保有分のうち10千株と、投資ファンド(レオスCW)、伊藤忠商事と会社関係者5名に対して180日間。対象株数は、387,600株。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議  対象株数 行使価格 行使期間
01年10月 6,000株 1,250円 上場から6ヵ月後〜09年10月
02年9月  8,600株 1,250円 上場から6ヵ月後〜09年10月
03年9月  7,000株 1,250円 上場から6ヵ月後〜09年10月
04年9月  7,200株 1,250円 上場から6ヵ月後〜10年10月
05年9月 42,000株 1,350円 上場から6ヵ月後〜11年10月

 目論見書での想定発行価格は2,750円で、この価格に基く公募によるイデアインターナショナルの手取り概算額は、約107百万円とされている。資金使途は、全額を借入金の返済に充当する予定。


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