3075銚子丸IPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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銚子丸(3075 JASDAQ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:小売業

出来れば、配当・株主優待の実施が欲しい
業績は現在のところ安定的に推移している。07.5期の業績予想ベースでのEPS約3千円に対して、想定されている公募価格のPERは約13倍となり、まずまず穏当な価格設定とみる。

 余り目立った特長はなく、地味な印象ではあるが、業績が比較的安定していることを背景に、あとは配当・株主優待が発表されれば、長期保有も可能と考える。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 05/5 06/5 06/11中 07/5予
売上高(百万円)
9,113
23.1%
11,222

6,098
11.7%
12,539
営業利益(百万円)
580
26.6%
734

404

--
経常利益(百万円)
605
25.4%
758

405
8.3%
821
当期利益(百万円)
298
31.1%
391

217
8.6%
424
総資産(百万円)
純資産(百万円)
3,403
1,120
3,654
1,512
3,959
1,729
--
--
株主資本比率(%) 32.9% 41.4% 43.7% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
17.8%
26.6%
20.8%
25.8%
10.2%
12.6%
--
--
発行済株式数 145.18 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
2,053
7,718
2,691
10,412
1,496
11,907
2,922
--
配当(円/株) -- -- -- --

事業概要
回転寿司
 銚子丸は、「すし銚子丸」の店名で、直営店のみによる回転寿司の多店舗展開を行っている。低価格均一での同業他社との差別化を図るために、上質の商品とサービスを複数価格帯で提供している。

情報開示の状況
開示なし、期待しないほうがいいかも
 2月7日時点で銚子丸のウエブサイトには投資家向け情報開示のページは設置されていない。関係する情報としては、上場承認のニュースリリースと会社概要が掲載されている程度。情報開示については、あまり期待しないほうがいいかもしれない。
収支の状況
業績は安定的に増収増益の見通し
 06.5期は期中に7店舗を新規出店し、06.5期末時点での店舗数は、千葉県23店舗、東京都18店舗、埼玉県4店舗の計45店舗となった。店舗数の増加に伴って、売上高は対前期比で+約23%の増収。増収効果によって、経常利益以下では対前期比+25〜20%の増益となった。

 07.5期業績見通しでは、売上高は6店舗の新規出店を織り込んで、対前期比+約11%の見通し。費用面で、販売費用の増加と株式公開費用の計上を見込んでいることから、経常利益以下の利益項目での対前年比は、売上高ほどには伸びない見通しとなっている。

 中間期までの進捗率を考慮すると、通期の見通しの達成そのものは問題ないように見える。ただし、上記のように、売上高ほどには利益が伸びない点は課題となる。

株式の状況
株式需給等はすっきり
 ストックオプションはなく、ベンチャーキャピタルの出資もない。しかも、ロックアップのカバー率は高いので、公募・売り出し以外の既存株式の市中流通は、当面はあまり無いとみられる。

A. 発行済み株式数 135,180株(05.4に第三者割当増資後)
B. 公募 10,000株、増資によるオーバーアロットメント なし
C. 売出し 10,000株(売出し元は会社関係者とその関係法人)、既発株のオーバーアロットメント 3,000株
D. ストックオプション等の残高総数 0株
 E. うち潜在株式に算入する数 0株
F=A+B+E 上場時点の想定発行済み株式数 145,180株

【参考】(株数は売り出し考慮前)
ベンチャーキャピタルの推定保有株数 0株
既存株主へのロックアップ情報:会社関係者10名と法人1社に180日間。対象株数は、128,530株。

 目論見書での想定発行価格は38千円で、この価格に基づく銚子丸の公募による手取り概算額は、約346百万円とされている。資金使途は、新規店舗の開設に伴う新設設備と、差し入れ保証金等の設備投資資金に充当する予定。



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