3831パイプドビッツIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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パイプドビッツ(3831 マザーズ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:情報・通信業

ビジネスモデルに秀でた、小粒ながらも注目の銘柄
 顧客がストックで増加していき、しかも時間が経過するにつれて顧客が持つデータベースが大きくなることから、パイプドビッツの収入も増加するというビジネスモデルのため、事業構造は安定的かつ高収益なものになっている。

07.2期の会社予想ベースEPSは7,500円で、想定されている公募価格に対するPERは約28倍となっている。最近の市況を反映してか、想定価格は非常に抑えられた想定になっているが、パイプドビッツのビジネスモデル・成長性を考慮すると、もっと評価されても良いと考える。

 PER50倍程度の40万円以上には評価されると想定する。年末の上場ラッシュの一方で、面白みのある銘柄は少ない中、小粒だが注目度の高い銘柄と考える。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 05/2 06/2 06/8中 07/2会予
売上高(百万円)
337
50.6%
507

320
39.3%
707
営業利益(百万円)
147
9.8%
161

103

--
経常利益(百万円)
151
9.2%
164

103
28.3%
211
当期利益(百万円)
88
10.6%
97

62
25.7%
122
総資産(百万円)
純資産(百万円)
277
179
375
276
442
338
--
--
株主資本比率(%) 64.6% 73.6%% 76.5% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
54.4%
49.3%
43.8%
35.2%
23.4%
18.3%
--
--
発行済株式数 16.364 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
5,375
10,912
5,942
16,878
3,780
20,658
7,469
--
配当(円/株) -- -- -- --

事業概要
ASP方式による情報管理アプリケーション・ソフトウエアの提供
 パイプドビッツは、顧客情報資産を管理・運用するためのアプリケーション・ソフトウエアを提供するアプリケーション・サービス事業を行っている。

 当事業では、今までクライアントが自社内等で管理していた個人情報等の重要な情報資産を管理するプラットフォームを提供し、情報資産を各種マーケティング活動に活用できる情報管理アプリケーション・ソフトウエアをASP方式で提供している。

 このサービスによって、ホームページ上のメールマガジンやアンケート、資料請求等の各種登録フォームの自動作成が可能となり、収集した顧客情報をデータベースで管理・分析して、電子メールの自動配信等で顧客ごとの嗜好にあわせたアプローチを行うことができる。

 このサービスによるパイプドビッツの収入は、初期のサービス設定料金、サービスに関わるソフトウエアの使用許諾と、サービスの保守・管理のための月次利用料金を基本としている。料金体系は、口座開設料金が10万円、月次利用料金はレコード件数5千件で25千円の体系となっている。アカウント数は、06.2期末で543件、06.8中間期末で760件。
収支の状況
顧客数の増加に応じて増収増益基調、07.2期見通しも達成ペース
 06.2期は、近畿エリアの市場開拓を目的として、大阪支店を開設した。アカウント数全体でも増加していること、各アカウントではサービス利用期間が経過したことに伴って、データベースの規模が拡大する傾向にあるために、利用料金が増加するケースがあること、等によって、対前期比で+約50%の増収となった。

 07.2期の会社発表業績予想では、前期に引き続いて大幅な増収増益が予想されている。06.8中間期の通期見通しに対する進捗率は、ちょうど半分になっており、通期見通しの達成もほぼ確実とみられる。

株式の状況
ストックオプションは当面行使不可、ベンチャーキャピタルの保有株は無い
 パイプドビッツは06年7月に1:2の株式分割を実施し、06年6月の発行済み株式数は15,364株となっている。上場にあたっての公募が1,000株、売り出しが1,000株(売り出し元は会社関係者等)、オーバーアロットメントによる売出しが300株予定されている。

 ストックオプションの未行使残高が下表のようにあるが、いずれも行使が可能になるまで猶予があるので、潜在株式とは認識しない。以上から、上場時点の想定発行済み株式数は16,364株とした。

表1 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議 対象株数 行使価格 行使期間
05年5月 116株 13,500円 09年5月〜14年5月
06年5月 96株 24,000円 10年5月〜15年5月

 目論見書での想定発行価格は21万円で、この価格に基づく公募によるパイプドビッツの手取り概算額は190百万円とされている。資金使途は、22百万円を事業拡大に供えた人材の採用と教育の費用に、105百万円を営業拠点の拡充に向けた本社移転のための資金に、63百万円を研究開発のための資金に充当する予定。

 ベンチャーキャピタルの株式保有は、株主名簿ではなかった。

情報開示の状況
開示なし
 パイプドビッツのウエブサイトには11月18日時点で投資家向け情報開示のページは設置されていない。上場承認のニュースリリースが掲載されているだけで、投資判断の役に立つ情報は一切ない。



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