2128ノバレーゼIPO=新規公開株式の上場目論見書に基づいた、銘柄・企業分析、初値予想・適正株価水準の想定
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ノバレーゼ(2128 マザーズ)IPO

公募価格バリュエーションと初値予想等

セクター:サービス業

公募価格には割安感あり、業態面でも人気化する可能性あり
 既上場の同業他社をみても、成長率の高い業態である。一方、06.12期の会社発表業績見通しに基づくEPSは約25千円で、想定されている公募価格に対するPERは約18倍となる。

 同業他社の水準を参考にすると、PER25〜30倍で評価されることが妥当と考えられ、株価水準は60〜70万円とみる。当面はベンチャーキャピタルの売却圧力は考えられるものの、発行済み株式数に対するウエイトは高くはない。初値段階では、面白みのある業態として人気化することが考えられ、更に高騰する可能性がある。


個別データ(肩は対前期比(%))
決算期 04/12 05/12 06/6中 06/12予
売上高(百万円)
1,943
89.9%
3,671

2,245
47.7%
5,422
営業利益(百万円)
129
364.7%
601

222

--
経常利益(百万円)
131
364.0%
610

223
31.1%
800
当期利益(百万円)
61
382.2%
293

125
51.8%
445
総資産(百万円)
純資産(百万円)
1,536
285
2,342
578
3,495
704
--
--
株主資本比率(%) 18.6% 24.7% 20.1% --
ROA(%、経常利益)
ROE(%、当期利益)
8.6%
21.3%
26.0%
50.7%
6.4%
17.8%
--
--
発行済株式数 17.813 (修正後、千株)
EPS(円/株)
BPS(円/株)
3,413
16,018
16,456
32,475
7,042
39,516
24,982
--
配当(円/株) -- -- -- 2,000

事業概要
ゲストハウス・ウエディングの企画運営等
 ノバレーゼは、挙式・披露宴に関する企画・立案・演出を行う婚礼プロデュース事業、ウエディングドレスやタキシードなどのレンタル・販売を行う婚礼衣裳事業、挙式・披露宴の婚礼飲食や宴会飲食の他、通常のランチ・ディナーのレストラン事業を主な事業としている。

 婚礼プロデュース事業は、演出、装飾、料理・飲食、衣裳等、挙式・披露宴に関する様々なアイテムを用意し、オーダーメード型挙式を通じてオリジナル感を演出するとともに、1会場1パケットを基本として挙式・披露宴会場を貸し切ることで、プライベート感を演出するゲストハウス・ウエディングを行っている。

 ノバレーゼが対象としている主な顧客層は20代後半から30台前半で、都市型ゲストハウス、郊外型ゲストハウス、再生型総合結婚式場の3タイプに分類している。出店候補地は、人口30万人程度の商圏規模を対象として、地域特性、ロケーション、管理・採算面を考慮して決定している。出店にあたっては、設備投資資金を早期に回収するために、定期借地権等を活用。

 婚礼衣裳事業は、主にウエディングやタキシード、衣裳小物などのレンタル・販売を行っている。自社直営店と婚礼プロデュース事業での業務提携先で行う挙式・披露宴に婚礼衣裳等をレンタル・販売するものを自社施行、それ以外を他社施行としている。他社施行のうち、婚礼衣裳事業が業務提携するホテル・専門式場・ゲストハウスなどから顧客を紹介された場合には、レバノーゼが紹介先に対して、紹介手数料を支払う。

 レストラン事業では、平日の施設稼働率を高めるとともに、料理の質・サービスレベルの維持・向上を通じて、婚礼プロデュース事業との相乗効果を高めることを目的として実施している。
収支の状況
季節変動が大きい業種であり、通期見通しの達成は十分可能
 基本的には出店数の増加に応じて業績が向上するタイプの事業であり、05.12期に2拠点、06.6中間期には3拠点を新規出店したことに応じて、業績は急成長中となっている。

表1 事業部門別の販売実績(百万円、%)
                05.12期 前期比 06.6中
婚礼プロデュース事業    1,271 +114.1%  800
婚礼衣裳事業          967  +57.9%  548
レストラン事業         1,431  +94.5%  895
合計               3,670  +88.9% 2,244

 挙式・披露宴は休日に集中する傾向にあり、季節的には、連休のある4〜5月と10〜11月に集中する。このため、業績面でも、この2シーズンの属する第二・第四四半期のウエイトが高い。特に、過年度の傾向をみると、第四四半期の利益計上額が非常に大きくなっている。

 これは、今期も同様の傾向になると思われる。中間期の進捗率に対しては、通期での会社発表見通しは過大にみえるものの、実際には、第四四半期のスパートによって、十分通期見通しは達成できるとみられる。06.12期の業績見通しには損害賠償請求による訴訟和解金30百万円を特別利益に計上することが織り込まれている。

株式の状況
SOとVC保有株はあるが、大量ではない
 ノバレーゼは04年12月に1:3の株式分割を実施し、06年6月の発行済み株式数は14,979株となっている。上場にあたっての公募が1,500株、売り出しが1,033株(売り出し元はベンチャーキャピタル276株、会社関係者700株、住友商事57株)、オーバーアロットメントによる売出しが375株予定されている。オーバーアロットメントについては、主幹事である野村證券を割当先とした第三者割当増資となる可能性がある。また、ストックオプションの未行使残高が1,199株あり、うち959株は上場後1年以内に行使可能となるので、潜在株式として認識する。以上から、上場時点の想定発行済み株式数は、17,813株とした。

表2 ストックオプションの未行使残高の状況
総会決議 対象株数 行使価格 行使期間
05年6月   959株  7万円  07年6月〜10年6月
05年12月  240株  21万円  07年12月〜10年12月

 目論見書での想定発行価格は45万円で、この価格に基づく公募による当社手取り概算額は約612百万円とされている。資金使途は、挙式・披露宴会場等の新規設備投資資金として約422百万円、残額の約190百万円は、借入金の返済に充当する予定。

 既存大株主である会社関係者2名に対しては、180日間のロックアップが付与されている。但し、発行価格の2倍以上等の条件付きでの売却は可能。2名合計の保有株式数は売り出し考慮前で9,641株、売り出しを考慮した実質的なロックアップ対象数は8,941株となる。株主名簿でのベンチャーキャピタルの保有株式数は1,379株で、うち276株は売り出し対象のため、上場後に売却可能性がある株数は1,103株となる。


情報開示の状況
上場前としては十分な開示水準
ノバレーゼのウエブサイトには、既に投資家向け情報開示のページが設置されている。現在掲載されているコンテンツは、マネジメントメッセージと、財務ハイライト、上場関連ニュースリリース、FAQ等となっており、上場前段階としては十分な開示水準にある。



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